ブログ12日目:アクセスが増えたら次にやるべき記事改善と収益導線
ブログを続けていると、少しずつアクセスが増えてくることがあります。
最初は誰にも読まれなかった記事が、検索結果に表示されるようになる。Search Consoleで表示回数やクリック数が増えてくる。アドセンスやアフィリエイトの管理画面にも、少しずつ動きが出てくる。
この段階まで来ると、ブログ運営は少し面白くなってきます。
ただし、アクセスが増え始めたところで満足してしまうのはもったいないです。
この記事は、もともと「ブログ12日目」の記録として、アクセスが増えた後にやるべきことをまとめたものです。
今振り返ると、当時は「収益化を本格化する」「リピーターを増やす」「ブランド力を高める」といった大きな話に寄りすぎていました。
もちろん、それらも大切です。しかし、ブログ初心者がアクセスが増え始めた段階でまずやるべきなのは、もっと具体的な作業です。
そこで今回は、アクセスが出始めた記事をどう育てるかという視点で、次にやるべきことを整理します。
アクセスが増えたら、まず「どの記事が伸びているか」を確認する
アクセスが増えたときに最初に見るべきなのは、ブログ全体のPV数だけではありません。
大事なのは、どの記事が、どんな検索語句で、どれくらい表示され、どれくらいクリックされているかです。
ブログ全体のアクセス数だけを見ていると、「なんとなく増えた」「なんとなく減った」で終わってしまいます。
しかし、記事ごとに見ると、伸び始めている記事、表示はされているのにクリックされていない記事、クリックはされるけれど次の記事につながっていない記事が見えてきます。
Search Consoleでは、検索経由のクリック数、表示回数、クリック率、平均掲載順位などを確認できます。
この数字を見ることで、次にどの記事を直すべきか判断しやすくなります。
- 表示回数:検索結果にどれくらい表示されているか
- クリック数:実際にどれくらい読まれているか
- クリック率:表示されたうち、どれくらいクリックされたか
- 平均掲載順位:検索結果でおおよそ何番目に出ているか
- 検索語句:読者がどんな言葉で記事に来ているか
アクセスが増えたら、まずは伸びている記事を確認します。
そして、その記事をさらに伸ばすのか、関連記事を追加するのか、収益記事への導線を作るのかを考えます。
ステップ1:表示回数がある記事は、タイトルを見直す
Search Consoleを見て、表示回数はあるのにクリック数が少ない記事があれば、まずタイトルを見直します。
表示されているということは、Googleには一定程度認識されています。
それなのにクリックされていないなら、検索結果で読者に「この記事を読みたい」と思ってもらえていない可能性があります。
タイトルが曖昧だったり、検索意図とズレていたり、記事を読むメリットが伝わっていなかったりすると、表示されてもクリックされにくくなります。
このブログでも、以前は「ブログ◯日目」というシリーズ感を優先したタイトルを付けていました。
シリーズ記事としては分かりやすい反面、検索する読者にとっては「自分の悩みに答えてくれる記事かどうか」が伝わりにくい面もあります。
そのため、現在はシリーズ感を残しつつ、タイトルの中に読者の悩みや記事の答えが入るように見直しています。
- 検索語句とタイトルがズレていないか
- 読者の悩みがタイトルに入っているか
- 記事を読むメリットが分かるか
- 不要に煽りすぎていないか
- 本文内容とタイトルが一致しているか
タイトルを変えるだけで必ずアクセスが増えるわけではありません。
ただ、表示回数があるのにクリックされていない記事は、タイトル改善の余地があります。
ステップ2:読まれている記事に内部リンクを追加する
アクセスが増え始めた記事は、ブログ内の入口になります。
せっかく読者が来てくれているなら、その記事だけで終わらせず、関連する記事へ案内したいところです。
たとえば、アクセスが増えない原因の記事を読んだ人には、収益化の失敗例や、収益を増やすための戦略も役に立つかもしれません。
AIサービスの記事を読んだ人には、無料版・有料版の比較記事や、実際に課金して使ったレビュー記事へ進んでもらう導線が考えられます。
旅行記事なら、親記事から食事・混雑・費用・子連れ向けの記事へ案内できます。
内部リンクは、読者を無理に回遊させるためのものではありません。
読者が次に知りたい情報へ迷わず進めるようにするための案内です。
- この記事を読んだ人が次に知りたいことは何か
- 関連する失敗談・体験談・比較記事があるか
- 収益記事だけでなく、信頼記事にも案内しているか
- 古い記事から新しい記事へリンクできているか
- 新しい記事から過去記事へもリンクできているか
アクセスがある記事に内部リンクを追加すると、カテゴリ全体の記事が読まれやすくなります。
1記事だけを伸ばすのではなく、記事同士をつなげて、ブログ全体の価値を高めることが大切です。
ステップ3:伸びている記事の関連記事を追加する
アクセスが出ている記事は、読者の需要があるテーマです。
そのため、伸びている記事を見つけたら、その周辺テーマの記事を追加するのも有効です。
たとえば、「ブログのアクセスが増えない原因」が読まれているなら、次のような関連記事を作れます。
- ブログタイトルの付け方
- ブログ初心者が最初に見るべきSearch Consoleの数字
- 内部リンクの貼り方
- ブログ収益化で失敗しやすいポイント
- 初収益が出た後にやるべきこと
関連記事を増やすと、カテゴリ全体に厚みが出ます。
読者にとっても、1記事だけではなく、同じテーマを複数の角度から読めるようになります。
ただし、関連記事を増やすときも、似たような記事を量産するだけでは意味がありません。
それぞれの記事に役割を持たせることが大切です。
- 集客記事:検索から読者を集める
- 信頼記事:体験談・失敗談で信用を作る
- 収益記事:商品・サービスの判断材料を出す
- 回遊記事:関連テーマの記事を整理して案内する
この役割分担ができると、ブログ全体の導線が作りやすくなります。
ステップ4:収益記事への導線を整える
アクセスが増えてきたら、収益化の導線も見直します。
ただし、いきなり広告を増やすという意味ではありません。
まず考えるべきなのは、読者が納得して商品やサービスを選べる流れになっているかです。
たとえば、AIサービスの記事であれば、いきなり有料版の申し込みに誘導するのではなく、無料版と有料版の違い、実際に課金して分かったこと、向いている人・向いていない人を整理した記事へ案内する方が自然です。
旅行記事であれば、ホテル予約リンクを貼るだけでなく、宿泊した感想、食事、部屋、子連れでの使いやすさ、費用感を具体的に書いた上で案内する方が読者にとって判断しやすくなります。
ブログ運営記事であれば、アドセンスやアフィリエイトの話をする前に、アクセスが増えない原因、収益化の失敗例、記事の役割分担を整理する必要があります。
- 読者の悩みと紹介する商品・サービスがつながっているか
- 申し込み前の不安点に答えているか
- 実際に使った感想やデメリットを書いているか
- 向いている人・向いていない人を分けているか
- 広告やアフィリエイトの存在が読者に分かるようになっているか
アクセスが増えたからといって、すぐに広告を増やす必要はありません。
むしろ、売り込み感が強くなりすぎると、読者の信頼を失う可能性があります。
収益化は、アクセスを無理に換金することではなく、読者の判断を助けた結果として発生するものだと考えています。
ステップ5:リライトする記事の優先順位を決める
アクセスが増えてくると、リライトしたい記事も増えてきます。
ただ、すべての記事を一気に直すのは現実的ではありません。
そこで、優先順位を決めてリライトします。
おすすめは、Search Consoleを見ながら、表示回数やクリック数が出ている記事から順に見直すことです。
まったく表示されていない記事を直すより、すでに少し反応が出ている記事を直す方が、改善の効果を確認しやすいからです。
- 表示回数はあるがクリック率が低い記事
- クリック数はあるが収益導線が弱い記事
- 検索語句と本文内容がズレている記事
- 古い情報のまま残っている記事
- 内部リンクの起点にできる記事
リライトでは、単に文章をきれいにするだけではなく、記事の役割を見直します。
この記事は集客記事なのか、信頼記事なのか、収益記事なのか。次に読ませたい記事は何か。現在のブログ方針と合っているか。
そこまで見ると、過去記事をかなり有効に再利用できます。
ステップ6:SNSでは記事リンクではなく、記事の一部を切り出す
アクセスが増え始めたら、SNSでの見せ方も見直します。
ただし、単に「ブログ更新しました」と投稿するだけでは、なかなか読まれません。
SNSでは、記事リンクを貼る前に、投稿単体でも読める内容にすることが大切です。
記事の結論、失敗談、比較結果、意外だったこと、チェックリストの一部などを切り出すと、SNS上でも価値のある投稿になります。
- 記事の結論
- 失敗談
- 比較して分かった違い
- 意外だったこと
- 読者の悩みに刺さる一文
- チェックリストの一部
検索流入だけに頼ると、Googleの順位変動に左右されます。
検索、SNS、関連記事への回遊、指名検索を少しずつ組み合わせることで、ブログへの入口を増やしていくことができます。
アクセスが増えた後に急がなくていいこと
アクセスが増えると、あれもこれもやりたくなります。
ただ、初心者の段階で全部に手を出すと、ブログ運営が重くなります。
個人的には、アクセスが少し増えた段階で、次のことを急ぐ必要はないと考えています。
- メルマガやLINE公式アカウントの開設
- 有料教材や講座の販売
- 高額コンサルのような独自サービス
- すべての記事の一斉リライト
- すべてのSNSを同時に運用すること
もちろん、すでに商品やサービスがあり、明確な導線がある場合は別です。
ただ、多くの初心者ブログでは、まず記事同士のつながり、タイトル、検索意図、収益導線を整える方が先です。
アクセスが増えたからといって、いきなり大きな仕組みを作る必要はありません。
まずは、伸びている記事を見つけ、その記事を起点にブログ全体を少しずつ整えていくことが大切です。
まとめ:アクセスが増えたら、伸びている記事を起点にブログ全体を整える
ブログのアクセスが増えたら、まずはどの記事が伸びているのかを確認します。
その上で、表示回数がある記事のタイトルを見直し、読まれている記事に内部リンクを追加し、関連記事を増やし、必要に応じて収益記事への導線を整えます。
アクセスが増えたからといって、すぐに広告を増やしたり、メルマガや有料商品を作ったりする必要はありません。
まず大切なのは、読者が次に知りたい情報へ進めるようにすることです。
- Search Consoleで伸びている記事を確認する
- 表示回数がある記事のタイトルを見直す
- 読まれている記事に内部リンクを追加する
- 伸びているテーマの関連記事を作る
- 収益記事への導線を自然に整える
- 優先順位を決めて過去記事をリライトする
- SNSでは記事の一部を切り出して投稿する
- いきなり大きな仕組みを作りすぎない
アクセスが出始めた記事は、ブログの入口です。
その入口から、関連する記事、信頼を作る記事、収益につながる記事へ自然に案内できれば、ブログ全体の価値も高まります。
アクセスが増えたときこそ、記事単体ではなくブログ全体の導線を見直すタイミングです。
なお、アクセスが増えてきた後は、読者が何度も読みたくなるブログ運営も意識したいところです。ブログのファン化については、次の記事で整理しています。

