【体験レポ】109シネマズプレミアム新宿ラウンジ完全ガイド|上映後の利用・メニュー・料金・持ち込み事情も解説

109シネマズプレミアム新宿には、利用条件や時間が異なる2種類のラウンジがあります。
- 9階通常ラウンジ … A席・S席どちらでも利用可能で、上映開始1時間前から本編開始まで利用できます。上映後は無料ドリンクやポップコーン(ウェルカムコンセッション)の注文は不可ですが、ソファ席での休憩は事実上可能で、実際に映画後に談笑している利用者も見かけます。
- 10階プレミアムラウンジ「OVERTURE」 … S席専用で、上映前の利用は不可、上映後のみ利用可能。アルコールや特別メニューをゆったり楽しめます。
この記事では、それぞれのラウンジの雰囲気、メニュー、混雑状況、そしてどちらを選ぶべきかを現地体験レビューで詳しく紹介します。
109シネマズプレミアム新宿・9階通常ラウンジの魅力と利用ガイド(何時から入れる?持ち込みは?)
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
①A席S席どちらでも利用可能!料金と利用条件
9階にある通常ラウンジは、A席・S席どちらのチケットでも利用できる開放的なスペースです。一般的な映画館ではラウンジが上位席専用になっている場合が多く、この平等な仕組みは大きな魅力といえます。早めに到着した日でも、落ち着いたソファに腰を下ろして飲み物を片手に上映を待てる時間は、ちょっとしたご褒美のように感じられます。
休日や話題作の公開日にはロビーが混み合い、立ちっぱなしで開場を待つ人も珍しくありません。そんなとき、このラウンジは静かに過ごせる避難場所になります。席を確保して荷物を置けば、手ぶらで売店やトイレに行けるのも便利です。
実際に利用したときは、平日昼間でも半分ほどの席が埋まっていましたが、騒がしさはなく、程よい会話が漂う落ち着いた空間でした。特別席でなくてもくつろげる場所があることは、利用者に優しい心配りだと感じます。

9階にある通常ラウンジの内観
②上映開始1時間前から入場OK|おすすめ入場時間と混雑回避法
9階の通常ラウンジは、上映開始の1時間前から入場可能です。この「1時間」という余裕は、単なる待機時間を特別なひとときに変えてくれます。特に雨の日や真夏・真冬のような厳しい天候のとき、外で時間を潰す必要がなく、空調の効いた快適な空間で過ごせるのは大きな魅力です。
友人や恋人と一緒なら、上映前の会話を楽しみながらワクワク感を高められます。ひとりで訪れた場合でも、スマホで予告編をチェックしたり、SNSに感想を投稿したり、本を読んだりと、自分のペースで過ごせます。この時間を「準備のための静かな儀式」と捉えると、映画体験全体の満足度がぐっと上がります。
さらに、この早めの入場システムは混雑緩和にも効果的です。開場直前のロビーは行列や人混みで慌ただしくなりがちですが、1時間前から少しずつ入れることで全体の流れがスムーズになり、落ち着いた雰囲気を保てます。映画を「ただ観る」だけでなく、「待つ時間も楽しむ」ことができるのは、プレミアム新宿の大きな価値と言えるでしょう。

おひとり様用のシートも充実
③落ち着いた雰囲気と座席配置|持ち込みは可能?
9階の通常ラウンジは、照明が明るすぎず暗すぎない絶妙なバランスで設計され、落ち着きのあるインテリアが空間全体を包み込んでいます。テーブル席やソファ席がゆったりと配置され、座席間隔も広く取られているため、隣の会話が気にならず、自分の時間に集中できます。館内全体に流れるのは、過剰に静まり返ることもなく、かといって騒がしくもない、心地よいざわめきです。
利用者はカップルや友人同士の少人数グループ、あるいはひとりで訪れる人が多く、団体客は少なめです。そのため、ラウンジは常に落ち着いた雰囲気を保っています。家具や内装はシンプルながらも上質で、「映画を観に来たついで」ではなく「この空間を味わうために来た」と感じられるほどの完成度です。
座席はクッション性に優れており、上映前に長く座っていても疲れにくいのも嬉しいポイントです。特に平日の昼間は、館外の喧騒とは無縁の静かな時間が流れ、映画の世界に入る前の心の準備を整える場所として最適です。この空間の存在は、映画体験そのものの価値を一段引き上げてくれます。
ラウンジへは、劇場売店で購入した飲食物のみ持ち込み可能です。
④ドリンク・軽食メニュー|ポップコーンやおかわり事情も
9階の通常ラウンジでは、コーヒー・紅茶・ソフトドリンクといった基本的な飲み物が揃っており、映画鑑賞前に軽く喉を潤すのにぴったりです。ホットドリンクは香りがしっかり立ち、冷たい飲み物はグラスやカップの温度管理がしっかりしていて、細やかな配慮が感じられます。軽食も充実しており、ポップコーンやスナックのほか、甘いパンや小ぶりのスイーツまでラインナップされています(ただし、ポップコーン以外の軽食は有料です)。
上映前に食べてもよし、持ち込んで映画中に楽しむことも可能です。価格はプレミアムラウンジに比べて控えめで、気軽に利用できる点も魅力です。特に、キャラメルポップコーンの香ばしさと甘さは人気が高く、コーヒーやカフェラテとの組み合わせは「上映前の気分を上げる黄金セット」と言っても過言ではありません。
アルコールはこの階では種類が少ないため、お酒をしっかり楽しみたい場合は10階のプレミアムラウンジが適しています。しかし、上映前に重すぎない軽食を摂ることで、眠くならず集中力も持続しやすくなります。適度にお腹を満たしながら、気分を高める場として、このラウンジの軽食サービスはとても頼りになる存在です。

ドリンク&ポップコーンメニュー(左側のメニューは無料で何回でもおかわり可能)

注文したポップコーン(キャラメル)
9階通常ラウンジのおすすめ利用シーン(上映前・上映後の過ごし方)
9階通常ラウンジのおすすめ利用シーンについてご紹介します。
①開場までの待ち時間を快適に過ごす
映画館に到着してから上映開始までの待ち時間は、外のカフェやロビーで過ごす人も多いですが、9階通常ラウンジを知っていると、その選択肢が大きく変わります。空調が整った館内で、柔らかなソファに腰を下ろし、ゆったりとドリンクを飲みながら過ごせるのは格別です。特に真夏の暑さや冬の冷え込み、雨や風の日は、その快適さを実感します。
テーブルが各席に設置されているため、スマホや本を置いて読書をしたり、SNSで予告編の感想を投稿したりと、多様な過ごし方が可能です。周囲には同じく映画を楽しみにしている人が多く、全体的に穏やかで期待感のある空気が流れています。この時間をどう過ごすかによって、映画本編を観たときの満足度も大きく変わるものです。上映前から心を整え、非日常に入る準備を整えるには、このラウンジは最適な場所です。
②友人やカップルで映画前の談笑
映画鑑賞は上映が始まれば会話ができないため、事前の時間が交流のチャンスです。9階通常ラウンジは適度なざわめきがあり、声を潜めなくても自然に会話ができる環境が整っています。デートなら上映前の高揚感を共有しながらドリンクを味わい、友人同士ならこれから観る作品の予想や過去の名作談義で盛り上がれます。
席間が広く取られているため、隣席との距離感も心地よく、会話が他の利用者に聞かれる心配も少なめです。特に初めてのデートや久しぶりに会う友人との待ち合わせには、このラウンジはうってつけです。飲み物片手に落ち着いた空間で会話を楽しむことで、上映が始まるころには自然と場が温まり、お互いの距離もぐっと縮まります。映画の内容だけでなく、その日の時間すべてを特別な思い出に変えてくれるのが、このラウンジの魅力です。
③軽く飲食をして映画に備える(おすすめドリンク・ポップコーン)
映画前にお腹を満たすかどうかは迷うところです。食べすぎれば眠くなるし、空腹のままだと集中できない。その中間を叶えてくれるのが、9階通常ラウンジの軽食サービスです。甘いスイーツや小腹を満たせるスナック、香り高いコーヒーや紅茶などが揃い、カフェ感覚で利用できます。
例えばキャラメルポップコーンとカフェラテの組み合わせは、上映前のテンションを高めつつ満腹感も程よく与えてくれます。上映中に小腹が空く心配がなくなるため、ストーリーに集中でき、鑑賞後の満足度も高まります。また、軽く食べておくことで血糖値が安定し、眠気を防げるのも大きな利点です。映画を「しっかり味わう準備」として、ここでの飲食は単なる休憩以上の意味を持っています。

食べ終わったゴミはセルフサービスで捨てる必要があります(おかわりの際、それを知らず、空箱を持って並んでしまい恥をかきました。皆様お気を付けください。)
④混雑時の避難スペースとして
週末や祝日、特に話題作の公開初日はロビーが混み合い、立ち止まる場所すら見つからないこともあります。そんなとき、9階通常ラウンジは静かな避難場所になります。人混みから離れ、落ち着いた空間で深呼吸をしてから映画に臨むだけでも、疲れ方はまったく違います。
子連れで訪れる場合や、人混みが苦手な人にとっては、このスペースの存在は大きな安心感につながります。席数は限られていますが、それだけに静けさが保たれやすく、長居せず譲り合って使えば多くの人に恩恵があります。混雑のストレスを避け、心を整えてから映画館の暗闇に入る。この流れは、一日の体験全体を快適にする上で非常に効果的です。
109シネマズプレミアム新宿ラウンジは上映後も利用できる?【利用時間の実態】
「上映後もラウンジでゆったり過ごしたい」という方のために、実際の利用条件や体験談を交えて解説します。
109シネマズプレミアム新宿には、9階の「通常ラウンジ」(A席・S席どちらでも利用可)と、10階の「プレミアムラウンジ OVERTURE」(S席専用)の2種類があります。
利用タイミングは明確に分かれており、上映前に利用できるのは通常ラウンジ、上映後に利用できるのはプレミアムラウンジです。
プレミアムラウンジは上映後に映画の余韻を楽しめる特別空間ですが、通常ラウンジの利用は上映前限定です。公式サイトのQ&Aにも以下の記載があります。
Q. 鑑賞後にウェルカムコンセッションを利用できますか。
A. ウェルカムコンセッションのご利用は、ご鑑賞作品の映画本編開始時刻までとさせていただいております。
このため、上映後に無料ドリンクやポップコーンを注文することはできません(注文時に入場時のQRコードを提示するため、上映後は利用不可)。
ただし、上映後に通常ラウンジのソファで休憩できるかは明確な規定がなく、実際に利用した体感としては、鑑賞後にそのまま座って談笑している方も一定数おり、スタッフから退席を促される様子はありませんでした。
109シネマズプレミアム新宿10階プレミアムラウンジ「OVERTURE」の魅力(CLASS S専用)
109シネマズプレミアム新宿10階プレミアムラウンジの魅力について解説します。
①S席専用の特別空間と利用条件
10階プレミアムラウンジ「OVERTURE」は、S席利用者だけが入れる特別な空間です。この利用条件が生み出すのは、選ばれた人だけが味わえる静けさと落ち着き。混雑の少なさはもちろん、周囲にいる人々も同じくS席を選んだ映画ファンばかりなので、全体の雰囲気が格段に上質です。
インテリアは高級ホテルのラウンジを思わせる洗練されたデザインで、間接照明の温かみが心を解きほぐします。利用者は多くても十数人程度に限られるため、プライベート感が保たれ、隣席との距離感も心地よいです。
一般席のロビーや9階ラウンジとは明らかに異なる“格”があり、ここに足を踏み入れる瞬間から特別な時間が始まります。映画を観るだけでは得られない、「物語と現実が交差する上質な余韻」を求める人にとって、この空間は欠かせない存在です。

10階のプレミアムラウンジ「OVERTURE」内観
②上映後も利用できる贅沢な時間
10階プレミアムラウンジ最大の特徴は、上映後にも利用できる点です。映画館では通常、上映が終わるとすぐに退場ムードになりますが、ここではその流れに逆らい、余韻をゆっくり味わうことができます。
窓際の席に座れば、新宿の夜景や山手線が行き交う姿が一望でき、まるで映画のラストシーンのような光景が広がります。夕方から夜にかけての時間帯は特におすすめで、街の明かりが灯る瞬間を眺めながら、作品の感動を胸に刻むことができます。
この「終わった後の静かな時間」は、映画体験全体の印象を格上げします。急いで駅へ向かう必要もなく、話したいことや感想をその場で共有できるため、大切な人との時間をより濃密に過ごせます。アフターシアターの魅力を存分に味わえるのは、都内でも稀有な体験です。
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10階プレミアムラウンジの特別体験とおすすめメニュー
10階プレミアムラウンジの特別体験についてご紹介します。
①映画の余韻を楽しむ空間
上映が終わり、館内が一斉に退場ムードになる中、10階プレミアムラウンジは別世界です。
私が入ったのは18:10頃で、利用者は4〜5人。皆、カップルや友人同士のグループで、私以外は静かに談笑していました。
ラウンジの奥のソファ席に腰掛け、窓から差し込む夕日と東京の街並みを眺める時間は格別です。
山手線の車両が夕陽に照らされ、まるで映画のラストシーンのようなエモさ。心地よい静けさの中で、映画の余韻がさらに深まります。
この「上映後も利用できる」という特徴は、109シネマズプレミアム新宿の最大の特典のひとつです。

一人だったので端っこの席を確保

窓からの眺め。山手線が夕日に照らされている。
②アルコールや特別メニュー(山崎・ゴディバチョコなど)
ラウンジ内には専用のバーカウンターがあり、高級感漂うアルコールや特別メニューが揃っています。ウイスキー「山崎」やプレミアムワインなど、通常の映画館では見かけない銘柄がラインナップされ、S席利用者は1杯無料で楽しめます。さらに、ドリンクによってはゴディバのチョコレートなど、ペアリングされたスイーツがサービスされることもあり、この心配りが一層の贅沢感を演出します。
スタッフはバーテンダーのような装いで、おしぼりとともにメニューを丁寧に差し出してくれます。その所作ひとつひとつが上質な時間の一部となり、非日常感を高めます。アルコールが苦手な人にもソフトドリンクや軽食が用意されており、誰でもゆったり過ごせるのが魅力です。
「映画の余韻を、上質なお酒とともに」──そんな時間を叶えてくれるのは、ここだけかもしれません。

注文できるドリンクメニュー(どれでも1杯無料!)

高価なお酒がたくさん
③大人向けの落ち着いた雰囲気
10階プレミアムラウンジは、都会の喧騒を忘れさせる大人の隠れ家のような空間です。豪華なソファ、間接照明、窓から望む夜景が織りなす非日常感は、日常の延長では決して味わえないもの。利用者の多くは落ち着いたカップルや友人同士で、会話の声も控えめなため、静けさと心地よいざわめきが共存しています。
映画の感想を語り合いながら、ゆっくりとドリンクを傾ける時間は、まさに“余白の贅沢”。一日の終わりに自分を労うような、満たされた気持ちを与えてくれます。特別な記念日や大切な人とのデートにはもちろん、自分だけのご褒美時間としても最適です。
一歩外に出れば繁華街の明るさと賑わいが広がりますが、この空間にいる間は時間がゆっくりと流れます。映画と日常の間にある“静かな橋渡し”──それがこのラウンジの真の価値です。

注文した山崎ハイボール。

サービスで付いてきたゴディバチョコ。高カカオで地味にうれしい。
④記念日や特別なデートに最適
このラウンジは、記念日や誕生日、特別なデートにぴったりです。
上映後にプレミアムラウンジで乾杯すれば、その日の思い出がより鮮やかに残ります。
高級なお酒やスイーツ、上品なサービス、そして美しい景色がそろっているので、相手にも喜ばれること間違いなしです。
静かに語らう時間は、映画だけでは味わえない“余白の贅沢”です。
私自身、次に誰かと特別な映画を観に行くときは、このラウンジを必ず利用しようと決めています。
9階と10階ラウンジの比較と使い分け
9階と10階ラウンジの比較と使い分けについて解説します。
①利用条件と利用可能時間の違い
9階通常ラウンジは、A席・S席いずれのチケットでも利用可能で、上映開始1時間前から開放されます。つまり、映画のスタートまでの時間を快適に過ごすためのスペースとして設計されています。一方、10階プレミアムラウンジ「OVERTURE」はS席専用で、上映後にも利用できるのが最大の特徴です。
この違いを理解すると、それぞれの役割が明確になります。9階は「映画前の準備空間」、10階は「映画後の余韻空間」として使い分けるのが理想的です。例えば、休日にゆっくり映画を楽しむなら、開場1時間前から9階で軽食やドリンクを楽しみ、鑑賞後は10階で夜景とお酒を味わう、という流れが最も贅沢な使い方といえるでしょう。
②フード・ドリンクメニューの違い
9階ラウンジはソフトドリンクや軽食が中心で、ポップコーンやスナック、コーヒー、紅茶など映画館定番のメニューが揃います。価格も比較的控えめで、気軽に利用できる点が魅力です。
一方、10階は高級アルコールやペアリングスイーツが用意され、バーカウンターで提供されるドリンクは見た目にも華やかです。特にウイスキーやプレミアムワインは、映画後の時間を格別なものにします。ドリンクと一緒に提供されるゴディバのチョコレートなど、小さな心配りが大きな満足感を生みます。
この違いを踏まえると、9階は小腹を満たす場所、10階は味と雰囲気を楽しむ場所として選ぶのが賢い使い分けです。
③雰囲気や混雑具合の差
9階は上映30分前を過ぎると急に混雑し、上映15分前には満席になることもあります。無料ドリンクやポップコーンの注文カウンターには列ができ、やや賑やかな雰囲気になります。これは映画館らしい活気ともいえますが、静かに過ごしたい人には少し騒がしく感じられるかもしれません。
対照的に、10階は利用者が限定されているため混雑は少なく、上映後でも静けさが保たれます。夜景を眺めながら過ごす時間は、まるで別世界のようです。混雑回避を重視するなら10階、活気ある雰囲気を楽しみたいなら9階という選び方が適しています。
④どちらを選ぶべきかの目安
初めて訪れる人やA席利用者は、9階が基本の選択肢となります。上映前に軽く食べたり飲んだりでき、ロビーより落ち着いた環境で過ごせるため、映画の準備時間を充実させられます。
一方、S席利用者で「特別感」や「静けさ」を求める場合は10階が断然おすすめです。記念日やデート、あるいは一人でじっくり映画を味わいたい日には、上映後の余韻をここで過ごすのが最適です。両方の良さを知ると、映画前後でラウンジを使い分ける贅沢な時間設計が可能になります。
まとめ|両方のラウンジを体験して分かったこと
109シネマズプレミアム新宿の9階通常ラウンジと10階プレミアムラウンジ「OVERTURE」は、どちらも映画体験を格上げしてくれる特別な空間です。9階は、A席でもS席でも利用できる開放感と利便性が魅力で、映画前に心と体を整える準備の場として最適です。一方、10階はS席専用という特別感と、上映後に訪れる静寂の時間が格別で、大切な人とのひとときをより鮮やかな記憶にしてくれます。
両方を実際に体験して感じたのは、「映画を観る」ことが目的ではなく、「映画を中心とした一日を楽しむ」ことがこの映画館の本当の魅力だということです。上映前後の時間をどう過ごすかによって、作品の印象や一日の満足度は大きく変わります。
もし初めて訪れるなら、まずは9階でゆったりと気持ちを整え、映画をじっくり堪能した後、10階で余韻を味わうという流れを試してみてください。新宿の夜景とともに過ごすアフターシアターの時間は、スクリーンに映った物語の続きを自分の人生の一部として刻み込んでくれるはずです。次の休日は、映画館を“観るだけの場所”から“時間をデザインする場所”へと変えてみませんか。