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【保存版】東京でおすすめの映画館ランキングTOP10|デート・子連れ・コスパ別に徹底比較

東京の映画ランキングTOP10
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記事内に商品プロモーションを含む場合があります

東京には数えきれないほどの映画館がありますが、「結局どこが一番おすすめなの?」と迷ったことはありませんか。最新設備を誇るシネコンから、映画ファンが通う名画座、デートや家族で楽しめるラグジュアリーな劇場まで、選択肢はとても豊富です。

この記事では、口コミ評価や設備、アクセス、料金などを総合的に比較しながら、テーマごとににランキング形式で紹介します。

デートにおすすめの映画館が知りたい」「子供と一緒に楽しめる映画館は?」「迫力あるスクリーンで映画を観たい」「コスパ重視で選びたい」など、さまざまなニーズに合わせたランキングもご用意しました。

この記事を参考に、ぜひ自分にぴったりの映画館を見つけて、東京で最高の映画体験を楽しんでみてください。

評価基準は以下の4点をもとにしています。

  • 公式サイトや映画館案内ページに掲載された「設備・料金情報」
  • Googleマップや映画館レビューサイトの口コミ評価
  • アクセスの利便性(最寄り駅からの距離や周辺施設)
  • 筆者自身の体験レポートや取材

※調査にあたっては、各映画館の公式サイト、映画館紹介ポータル(映画.com、Walker+ など)、およびGoogleレビューを参考にしました。

目次
  1. 東京の映画館ランキング総合TOP10
  2. まとめると
  3. デートにおすすめの東京映画館ランキングTOP5
  4. ファミリー向け東京映画館ランキングTOP5
  5. 映画ファン必見の東京映画館ランキングTOP5
  6. コスパで選ぶ東京映画館ランキングTOP5
  7. まとめ|東京で映画を観るなら目的に合わせて映画館を選ぼう

東京の映画館ランキング総合TOP10

東京の映画館ランキング総合TOP10を紹介します。設備や快適さ、アクセス、料金、独自の魅力を総合的に評価して順位を決定しました。

①第1位 109シネマズプレミアム新宿

全席プレミアムシートという贅沢な映画館で、CLASS Sは専用ラウンジ付き。デートや特別な日に最適です。

シート料金はCLASS A 4,500円、CLASS S 6,500円と高額ですが、ウェルカムドリンクと軽食が付くなど、非日常的な体験ができます。

詳しい座席比較やラウンジ体験については以下の記事も参考にしてください。

クラスS席画像
クラスS席(引用:公式サイト)
ためすけ
ためすけ

上記リンクから筆者の体験レポもぜひご覧ください!

▶ 109シネマズプレミアム新宿公式サイト

②第2位 グランドシネマサンシャイン池袋

池袋のランドマーク的存在であるグランドシネマサンシャイン池袋は、国内最大級の映画館として多くの映画ファンを魅了しています。

最大の特徴は、世界最大級のスクリーンを誇る「IMAXレーザー/GT」の導入です。高さ18メートルを超える巨大スクリーンに、レーザープロジェクションによる明るく鮮明な映像が映し出され、まるで映画の中に入り込んだかのような没入感を味わえます。

グランドシネマサンシャイン 池袋(引用:公式サイト)

さらにドルビーシネマや4DXなど、多彩な上映方式を備えており、大作映画からアニメ作品まであらゆるジャンルを最高の環境で楽しむことができます。音響面でも最新鋭のシステムを導入しており、迫力と臨場感は他の劇場を圧倒します。

ためすけ
ためすけ

ドルビーシネマは“映像の深み”と“音の立体感”が特徴的です!

館内はモダンでスタイリッシュなデザインが施されており、開放感のあるラウンジや広々としたロビー空間が映画館らしからぬ高級感を演出しています。デートや友人同士で訪れても、特別感のあるひとときを過ごせるでしょう。

ロビー(引用:公式サイト)

アクセスも池袋駅から徒歩4分と抜群で、上映の前後にショッピングや食事を楽しめるのも魅力です。丸一日を映画と街歩きで充実させられる立地条件は、大型シネコンならではの強みといえます。

料金は一般2,000円前後と標準的ですが、IMAXやドルビーシネマなどのプレミアムスクリーンは追加料金がかかります。それでも「映画の本当の迫力を体感できる」という点で、十分に価値のある体験となるでしょう。

映画を最高の環境で楽しみたい人にとって、グランドシネマサンシャイン池袋は外せない一館です。

▶ グランドシネマサンシャイン池袋公式サイト

ドルビーシネマの特徴

1. ドルビービジョン(Dolby Vision)による映像

  • HDR(ハイダイナミックレンジ)技術を採用。
  • 黒はより深く沈み、白や光はより鮮やかに表現。
  • 通常スクリーンよりも 明暗の差(コントラスト比)が最大500倍以上
  • 色域(カラースペクトラム)が広いため、赤・青・緑の発色が自然でリアル。
  • 映画館専用のプロジェクターを使い、映像の階調を細かく再現。

映像の仕組み的には「明暗と色を極限まで表現できる映像規格」を使っているのがポイントです

2. ドルビーアトモス(Dolby Atmos)による音響

  • 通常のサラウンドは「前・後ろ・左右」だけですが、ドルビーアトモスは “高さ(天井方向)” のスピーカーも追加。
  • 物体ごとに音を配置できる「オブジェクトベースオーディオ」。
    → 例えば「飛行機の音が頭上を通過する」「雨が上から降ってくる」ような立体的な音。
  • 映画のシーンに合わせて、音が自由に移動し、没入感を生む。

音の仕組み的には「360度+高さ方向のスピーカーで立体的なサウンド空間を作る」という設計です。

3. シアターデザイン

  • スクリーンから反射する光や音がクリアに届くように、壁や天井の素材まで調整
  • 座席の配置も計算されていて、どの席に座っても映像と音のクオリティが均一に近い状態になるよう設計されています。

まとめると

  • ドルビービジョン → 色・明暗を最大限に引き出す映像規格。
  • ドルビーアトモス → 高さ方向を含む立体音響システム。
  • 専用設計の劇場空間 → どの席からも高品質に楽しめる。

つまりドルビーシネマは、「映像 × 音響 × 劇場デザイン」の3要素を組み合わせて、通常の映画館を超える没入体験を実現しているんです。

③第3位 TOHOシネマズ新宿

新宿駅からすぐの好立地にあり、TOHOシネマズの旗艦店(フラッグシップストア)として最新作が常に上映されています。IMAXスクリーンを備えている点も魅力です。

大作映画を便利な場所で楽しみたい人におすすめです。

IMAXスクリーンの特徴

巨大スクリーン

  • 通常の映画館よりもスクリーンサイズが大きく、縦横比も特殊。
  • 視界をほぼ覆うサイズで、圧倒的な没入感を得られます。

高解像度・明るい映像

  • IMAX専用カメラで撮影された作品は特に高精細。
  • デジタルリマスター(IMAX DMR)技術により、通常映画も高画質に最適化されています。

独自の音響システム

  • 座席位置に合わせて設計されたサウンドシステム。
  • 小さな音から爆発音までクリアに再現されます。

シアターデザイン

  • 傾斜の強い客席と特別な映写設計により、どの座席からも見やすくなっています。

▶ TOHOシネマズ新宿公式サイト

④第4位 新宿ピカデリー

新宿駅から徒歩すぐの好立地にある新宿ピカデリーは、都会的で洗練された雰囲気を持つ映画館です。外観から館内までスタイリッシュにデザインされており、訪れるだけで非日常を感じられます。

特に人気なのが「プラチナシート」です。革張りのシートはゆったりとした座り心地で、専用テーブルやドリンクホルダーも完備。まるで自宅のリビングにいるかのようにリラックスして映画を楽しめます。

プラチナシートは通常の鑑賞料金に加えて1席5,000円前後(2人用シートの場合は2席で1万円程度)と高めの設定ですが、その分ラグジュアリーな空間と専用サービスを満喫できます。

さらに、プラチナシート利用者は専用ラウンジを利用でき、上映前にドリンクを飲みながら落ち着いた時間を過ごせるのも大きな魅力です。映画鑑賞が一層特別な体験になります。

一般席も広めのシートピッチで快適に座れ、ファミリーや友人同士の利用にも向いています。話題の新作からミニシアター系作品まで、上映作品のバリエーションも豊富です。

「日比谷」や「六本木」と並んで、デートに選ばれることが多いのも納得できるポイントです。映画を観た後は新宿のレストランやカフェでゆっくり語り合うこともでき、思い出に残るひとときを演出できます。

華やかさと利便性を兼ね備えた新宿ピカデリーは、特別な日に行きたいラグジュアリー映画館としておすすめです。

▶ 新宿ピカデリー公式サイト

⑤第5位 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

六本木ヒルズ内にあるTOHOシネマズ六本木ヒルズは、都内でも特に洗練された雰囲気を持つ映画館です。高層ビル群に囲まれたロケーションは都会的で、特別なデートにぴったりです。

館内はラグジュアリーな雰囲気で、ロビーは広々としており、夜景を眺めながら映画を待つ時間も楽しめます。施設全体がスタイリッシュに設計されていて、非日常感を演出してくれます。

プレミアムシートやラグジュアリーシートも用意されており、通常の一般料金は2,000円前後ですが、プレミアムシートは4,500円前後から利用可能です。座り心地の良さとプライベート感が、ワンランク上のデートを演出します。

さらに、六本木ヒルズという立地の良さも魅力です。映画を観終わった後は、夜景の美しい展望台やおしゃれなレストランでディナーを楽しむことができ、デートの流れが自然につながります。

また、六本木ヒルズでは舞台挨拶やプレミア上映といった特別イベントが頻繁に行われるため、映画ファンにとっても注目のスポットです。ここでしか味わえない体験ができるのも大きなポイントです。

ための
ための

9月13日(土)『8番出口』の舞台挨拶が予定されています

都会的で華やかな空間とプレミアムな座席体験を兼ね備えたTOHOシネマズ六本木ヒルズは、大切な人と特別な時間を過ごしたいときに選びたい映画館です。

▶ TOHOシネマズ六本木ヒルズ公式サイト

⑥第6位 TOHOシネマズ日比谷

東京ミッドタウン日比谷の中心に位置するTOHOシネマズ日比谷は、都内でも屈指のラグジュアリーシネコンとして知られています。

エントランスを抜けると、ホテルのラウンジのように落ち着いた照明と高級感あふれるインテリアが広がり、非日常の空間に引き込まれます。

館内には大理石調の床やシックな色合いのシートが並び、座り心地の良さやゆったりしたシートピッチが快適さを演出しています。

プレミアムシートやペアシートも用意されており、隣を気にせず映画を楽しめるため、大切な人との時間を特別なものにしてくれます。

プレミアラグジュアリーシート(公式サイト)

上映作品は最新の大作映画が中心で、音響や映像システムも最新鋭。まるで海外のシアターに来たような、贅沢な映画体験が味わえるのが魅力です。

日比谷というロケーションもポイントで、映画の前後にミッドタウン内のレストランで食事を楽しんだり、丸の内や銀座エリアで散策したりと、デートのプランに組み込みやすいのも人気の理由です。

洗練された空間と最新の設備、さらにアクセスの良さを兼ね備えたTOHOシネマズ日比谷は、大人のデートにぴったりの映画館といえるでしょう。

▶ TOHOシネマズ日比谷公式サイト

⑦第7位 新宿バルト9

新宿三丁目駅から徒歩すぐの便利な立地にある新宿バルト9は、T・ジョイ系列のフラッグシップシアターとして多くの映画ファンに愛されています。新宿駅からのアクセスも良く、学生や若い世代を中心に人気の高い映画館です。

全9スクリーンを備え、話題のハリウッド大作からアニメ映画、ミニシアター系の作品まで幅広く上映しているのが特徴です。特に深夜上映が充実しており、終電後でも映画を楽しめる貴重なスポットとして支持されています。

館内はモダンで開放感があり、エントランスからロビーにかけて広々とした空間が広がります。シートもゆったりとした設計で、長時間の鑑賞でも快適に過ごせるよう工夫されています。

Dolby Cinema®(ドルビーシネマ)(公式サイト)

料金は一般2,000円前後で、学生は1,500円、レディースデーやファーストデーなどの割引を活用すれば1,200円で鑑賞可能です。コストを抑えつつ新作を楽しめる点も、若い世代に支持される理由です。

また、新宿バルト9は上映作品の回転が速く、新作をいち早く観られるのも魅力のひとつです。アクセスの良さと作品ラインナップの豊富さから、デートや友人同士の映画鑑賞にも最適な映画館といえるでしょう。

▶ 新宿バルト9公式サイト

⑧第8位 ユナイテッド・シネマ豊洲

ららぽーと豊洲内にあるユナイテッド・シネマ豊洲は、ショッピングや食事とあわせて映画を楽しめる利便性の高さが魅力の映画館です。東京湾を望む立地で、開放的な雰囲気を味わえる点も特徴です。

上映設備も充実しており、アトラクション型の4DXや、隣同士でくつろげるペアシートなど、幅広いスタイルで映画を楽しめます。子供向けアニメから大作映画まで上映作品のジャンルも多彩で、家族からカップルまで幅広い層に利用されています。

プレミアペアシート(公式サイト)
プレミアペアシート(公式サイト)

館内は明るく清潔感のあるデザインで、ロビーや待合スペースも広々としているため、混雑時でもゆったり過ごせます。ベビーカーでの来場もしやすく、ファミリー層にとって安心感のある環境です。

料金は一般2,000円前後、学生1,500円、子供1,000円と標準的ですが、4DXや特別シートは追加料金が必要です。それでも、臨場感あふれる上映体験やカップルシートの快適さを考えると、十分に価値のあるサービスといえるでしょう。

また、ららぽーと豊洲内にあるため、映画鑑賞の前後にショッピングやレストランを楽しめるのも大きな魅力です。デートや休日のお出かけに「一日楽しめる映画館」として人気があります。

▶ ユナイテッド・シネマ豊洲公式サイト

⑨第9位 ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場

観光スポットとして人気のお台場に位置するユナイテッド・シネマ アクアシティお台場は、映画館としてだけでなくレジャーの一環として楽しめるシアターです。東京湾やレインボーブリッジを望む立地は非日常感があり、デートや観光で訪れる人におすすめです。

上映設備の先進性も魅力のひとつで、270度のパノラマビューで映像を楽しめるScreenXや、座席にスピーカーを内蔵したFLEXOUND Augmented Audioを導入しています。音に包まれるような体験や、視界いっぱいに広がる映像は、従来の映画鑑賞とは一線を画す没入感を生み出します。

音響体感プレミアムシート(公式サイト)

館内はモダンで明るい雰囲気で、広々としたロビーからはお台場らしい開放感を味わえます。観光やショッピングの合間に立ち寄れるため、休日のデートやファミリーのお出かけに組み込みやすいのも強みです。

料金は一般2,000円前後、学生1,500円、子供1,000円と標準的ですが、ScreenXやFLEXOUNDなどの特別上映には追加料金が必要です。それでも「ここでしか体験できない映画館」としての価値は大きく、特別な時間を過ごしたい人に選ばれています。

映画館の枠を超えてエンターテインメント施設として進化しているユナイテッド・シネマ アクアシティお台場は、観光と映画鑑賞を一度に楽しみたい人に最適なスポットです。

▶ ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場公式サイト

⑩第10位 新文芸坐(池袋)

池袋にある新文芸坐は、日本を代表する名画座のひとつとして知られています。大手シネコンでは観られない過去の名作や特集上映を数多く手掛けており、映画ファンにとって特別な場所となっています。

ラインナップはクラシック映画から近年の話題作まで幅広く、監督や俳優の特集、テーマ性を持った企画上映などが定期的に行われています。まさに「映画史を学び直せるシアター」といえるでしょう。

新文芸坐(池袋)公式サイト

また、オールナイト上映も名物企画のひとつです。深夜から早朝にかけて特定のシリーズやテーマ作品を一気に観られるイベントは、映画をとことん味わいたいファンに支持されています。映画館全体が熱気に包まれる独特の雰囲気も魅力です。

料金は一般1,500円前後と比較的リーズナブルで、二本立て上映が基本となっているためコストパフォーマンスも抜群です。学生割引やサービスデーを活用すればさらにお得に鑑賞できます。

館内はシンプルながら、映画に集中できる環境が整っており、華やかさよりも作品そのものに向き合える空間が特徴です。そのため「映画を観ること自体を楽しみたい」という人に強くおすすめできます。

新文芸坐は、作品の新旧を問わず多彩なプログラムを展開し、映画文化を支え続けている存在です。池袋で映画ファンが足を運ぶなら、外せない一館といえるでしょう。

▶ 新文芸坐公式サイト

デートにおすすめの東京映画館ランキングTOP5

東京にはデートにぴったりな映画館が数多くあります。ラグジュアリーな座席や専用ラウンジ、夜景を楽しめるロケーションなど、特別な時間を演出できる劇場をランキング形式で紹介します。

デート向け映画館の料金比較表

映画館名通常料金(一般)プレミアムシート料金特徴
109シネマズプレミアム新宿– (全席プレミアム)CLASS A:4,500円
CLASS S:6,500円(ラウンジ付)
全席プレミアム。ドリンク・軽食サービスあり。
新宿ピカデリー2,000円プラチナシート:5,000円(ラウンジ・シャンパン付)プラチナルームあり。カップルに人気。
TOHOシネマズ日比谷2,000円プレミアムボックスシート:約3,000円東京ミッドタウン内。大人の雰囲気。
ユナイテッド・シネマ豊洲2,000円プレミア・ペアシート:約4,000円(2名)ららぽーと内。夜景デートに最適。
TOHOシネマズ六本木ヒルズ2,000円プレミアムボックスシート:約3,000円六本木ヒルズ内。イベント上映が多い。

①第1位 109シネマズプレミアム新宿

2023年にオープンした109シネマズプレミアム新宿は、全席がプレミアムシート仕様という贅沢な映画館です。座席は「CLASS A」と「CLASS S」に分かれており、いずれも広々としたゆとりと快適さを兼ね備えています。

特徴的なのはラウンジサービスです。CLASS A・CLASS Sともに通常ラウンジを利用でき、上映開始の1時間前から無料のドリンクやポップコーンを楽しめます。上映前にくつろぎながら会話を楽しむことができ、デートの雰囲気を盛り上げてくれます。

さらに、CLASS Sの利用者は上映後に専用のプレミアムラウンジを体験できます。ここではウェルカムドリンクが1杯無料で提供され、山崎をはじめとした高級ウイスキーや厳選されたアルコールもラインナップ。大人のデートにふさわしい、上質なひとときを過ごせます

館内のインテリアもシックで落ち着いており、ラグジュアリーホテルのラウンジのような雰囲気です。筆者が訪れた際も、実際に複数のカップルが利用しており、特別感のあるデートスポットとして定着していることがうかがえました。

料金は一般的な映画館より高めですが、その分「非日常のラグジュアリー体験」を提供してくれます。映画を観るだけでなく、前後の時間も含めて楽しめるのは、この劇場ならではの魅力です。

映画館デートを特別な思い出にしたいカップルに強くおすすめできる一館です。より詳しい座席やラウンジ情報については以下の記事も参考にしてください。

②第2位 新宿ピカデリー(プラチナシート)

新宿ピカデリーで特に印象的だったのは、やはりプラチナシートです。館内の一角に設けられたこの特別席は、革張りでゆったりとしたシートに専用のテーブルが備わっており、他の座席よりもプライベート感が強く、大人のデートにふさわしい空間でした。

上映前には専用ラウンジを利用でき、落ち着いた雰囲気の中でシャンパンやソフトドリンクを楽しめるのも魅力です。ラウンジは上映開始の30分〜1時間前から利用可能で、実際に訪れた際も上映までの時間をゆっくりと過ごすカップルが多く、映画館というよりホテルラウンジに近い体験ができました。

料金は通常鑑賞より高めで1席あたり5,000円前後と贅沢ですが、その分、快適さと非日常感を味わえます。一般席で鑑賞する時とはまったく違う「特別な映画時間」になると感じました。

新宿駅からのアクセスも良いため、映画の後に近隣のレストランやカフェで過ごせるのもデート向きのポイントです。特別な日を演出したい時に選びたい映画館のひとつです。

▶ 新宿ピカデリー公式サイト

③第3位 TOHOシネマズ日比谷

東京ミッドタウン日比谷内にあるTOHOシネマズ日比谷は、都内でも屈指のラグジュアリーな映画館です。実際に訪れた際には、館内に一歩足を踏み入れた瞬間に、ホテルのラウンジのような落ち着いた雰囲気と高級感を感じました

ロビーは吹き抜けになっていて開放感があり、大理石調の床やシックな色合いのインテリアが印象的です。夜に訪れると、窓からは日比谷や丸の内の夜景も楽しめ、デートでの雰囲気をぐっと盛り上げてくれます。

シートは広めに設計されていて座り心地も快適で、隣の人を気にせずゆったり映画を楽しめました。プレミアムシートやペアシートも用意されており、特にカップルで利用するにはおすすめです

上映作品は最新の大作映画が中心で、スクリーンや音響も最新鋭。映像の迫力とサウンドの臨場感は、通常の映画館とは一段違うと感じました。

料金は一般2,000円前後ですが、特別感を考えると十分に価値があります。映画の前後にミッドタウン内のレストランやカフェで食事を楽しめるのも魅力で、実際に映画の後はそのまま食事に向かうカップルも多く見かけました。

洗練された空間と最新設備、さらにロケーションの良さを兼ね備えたTOHOシネマズ日比谷は、大人のデートにぴったりの映画館です。

▶ TOHOシネマズ日比谷公式サイト

④第4位 新宿ピカデリー

新宿駅から徒歩数分とアクセスの良い場所にある新宿ピカデリーは、都会的で洗練された雰囲気を持つ映画館です。実際に訪れた際も、ロビーは明るく広々としていて、高層ビル街の中心にいながら落ち着ける空間でした。

特に有名なのがプラチナシートで、専用ラウンジでシャンパンを楽しみながら上映までの時間を過ごせる点が印象的でした。上映開始の30分〜1時間前から利用でき、非日常感を味わえる特別席はデートに人気です。

一方、一般席も快適で、シートの座り心地やスペース感は都内シネコンの中でも上位クラスに感じました。作品ラインナップも幅広く、話題のハリウッド大作から邦画、アニメ映画まで多彩に揃っており、誰と行っても楽しめます。

料金は一般2,000円前後と標準的で、プラチナシートは1席5,000円前後と贅沢ですが、専用ラウンジ利用を含めると十分に価値があると感じました。実際にプラチナシートを利用した時は、他のカップルも多く、特別な日のデートスポットとして定着している印象を受けました。

また、新宿の中心に位置しているため、映画の前後に食事やショッピングを組み合わせられるのも大きな魅力です。映画館だけで完結するのではなく、一日のプランを組みやすい点が人気の理由といえるでしょう。

ラグジュアリーな体験を求めるカップルから、普段使いの鑑賞まで幅広く対応できる新宿ピカデリーは、新宿エリアで外せない映画館のひとつです。

▶ 新宿ピカデリー公式サイト

⑤第5位 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

六本木ヒルズ内にあるTOHOシネマズ六本木ヒルズは、華やかで大人の街・六本木にふさわしい映画館です。実際に訪れたときも、館内全体が都会的で洗練された雰囲気に包まれていて、通常のシネコンとは違う特別感を感じました。

ロビーは広々としており、ガラス張りの窓から見える六本木の夜景が印象的です。待ち時間もただの「上映待ち」ではなく、夜景を背景にくつろげるひとときになり、デートの雰囲気を盛り上げてくれます。

座席は一般席でも十分に快適ですが、特にプレミアムシートは座り心地の良さとプライベート感が際立ちます。利用料金は4,500円前後と高めですが、その分特別な体験が得られ、特別な日の映画デートにはぴったりです。

また、六本木ヒルズという立地柄、舞台挨拶やプレミア上映といった特別イベントが頻繁に開催されるのも魅力です。実際に訪れた際も、公開直後の作品で舞台挨拶が行われており、映画館全体が熱気に包まれていました。

映画を観終わった後は、六本木ヒルズ内のレストランや展望台を利用するのもおすすめです。映画とディナー、夜景観賞を組み合わせることで、一日を通して特別なデートプランを楽しむことができます。

都会的で華やかな雰囲気と、特別な体験を提供してくれるTOHOシネマズ六本木ヒルズは、大切な人と非日常を共有したいときに選びたい映画館です。

▶ TOHOシネマズ六本木ヒルズ公式サイト

ファミリー向け東京映画館ランキングTOP5

子供連れや家族で映画を楽しむなら、アクセスの良さや座席の使いやすさ、施設の充実度が重要です。ここではファミリーにおすすめの映画館をランキング形式で紹介します。

ファミリー向け映画館の料金比較表

映画館名通常料金(一般)子供料金特徴
ユナイテッド・シネマ豊洲2,000円1,000円(3歳〜高校生)ららぽーと内で買い物・食事も可能。ベビーカーでの来場にも対応。
T・ジョイPRINCE品川2,200円1,000円(3歳〜高校生)品川プリンスホテル内。JR品川駅直結でアクセス抜群。
新宿バルト92,000円1,000円(3歳〜高校生)新宿三丁目駅近く。幅広い作品ラインナップで親子に人気。
グランドシネマサンシャイン池袋2,000円1,000円(3歳〜高校生)IMAX/4DXあり。ショッピングや食事と組み合わせて楽しめる。
TOHOシネマズ新宿2,000円1,000円(3歳〜高校生)アクセス抜群。子供向け作品も多く上映される。

①第1位 ユナイテッド・シネマ豊洲

ららぽーと豊洲内にあるユナイテッド・シネマ豊洲は、家族でのお出かけにぴったりな映画館です。大型ショッピングモールに直結しているため、映画の前後にショッピングや食事を楽しめる便利さが魅力です

館内にはゆったりとしたシートやカップル・ファミリーで利用できるペアシートがあり、小さなお子さまと一緒でも安心してくつろげます。座席の間隔も広めに取られているので、周囲を気にせず映画に集中できます。

さらにベビーカーでそのまま来場できるバリアフリー設計になっており、ファミリー層から高い評価を得ています。小さなお子さま連れの観客も多く、親子で訪れやすい雰囲気が整っています。

東京湾を望む立地も特別感を演出しており、上映後は海辺を散歩したり、モール内のカフェやレストランでゆっくり食事を楽しんだりと、一日を通して充実した時間を過ごせます。

料金は一般2,000円、大学生1,500円、小中高生1,000円と標準的で、ファーストデーや会員割引を利用すればさらにお得になります。家族で気軽に映画を楽しめるコスパの良さも嬉しいポイントです。

映画鑑賞とショッピングモールでの時間を組み合わせて楽しめるユナイテッド・シネマ豊洲は、家族でのお出かけに最適な映画館といえるでしょう。

▶ ユナイテッド・シネマ豊洲公式サイト

②第2位 T・ジョイPRINCE品川

品川プリンスホテル内にあるT・ジョイPRINCE品川は、JR品川駅から徒歩すぐという抜群のアクセスが魅力の映画館です。地方や海外から東京に訪れる家族連れにとっても利用しやすく、新幹線や空港からの移動の途中に立ち寄れる便利さがあります。

館内は明るく清潔感があり、全席にカップホルダーを備えた座り心地の良いシートが並んでいます。スクリーンサイズも十分で、子どもから大人まで快適に映画を楽しめる環境が整っています。

さらに大きな特徴は、周辺施設との組み合わせやすさです。同じ品川プリンスホテル内には水族館「マクセル アクアパーク品川」やボウリングセンターがあり、映画と合わせて一日中エンターテインメントを楽しむことができます。映画の後に水族館で遊ぶプランは、子ども連れのファミリーに特に人気です

また、ホテル内のレストランやカフェも充実しており、映画鑑賞と食事をセットで楽しめるのも魅力です。休日や旅行の行程に組み込みやすい点も評価されています。

料金は一般2,000円、大学生1,500円、小中高生1,000円と標準的で、各種割引サービスを利用すれば家族全員でお得に鑑賞できます。

アクセスの良さと豊富な周辺施設を兼ね備えたT・ジョイPRINCE品川は、観光や休日のお出かけにぴったりのファミリー向け映画館です。

▶ T・ジョイPRINCE品川公式サイト

③第3位 新宿バルト9

新宿三丁目駅から徒歩すぐの場所にある新宿バルト9は、都心にいながら気軽に映画を楽しめる映画館です。新宿駅からもアクセスしやすく、買い物や食事と組み合わせやすい立地が家族連れにとって嬉しいポイントです。

上映作品は非常に幅広く、最新のハリウッド映画はもちろん、子どもに人気のアニメ映画や話題の邦画も数多く上映されています。家族全員がそれぞれ楽しめる作品に出会えるのが大きな魅力です。

館内は明るく開放的で、座席の間隔も十分に確保されているため、子どもと並んで座っても窮屈さを感じません。キッズ向け上映や親子で気兼ねなく映画を観られる回も用意されており、小さなお子さまがいる家庭にも安心です。

料金は一般2,000円、大学生1,500円、小中高生1,000円と標準的です。毎月1日の「ファーストデー」や「ファミリー向け割引デー」を利用すれば、よりお得に映画を楽しめます。

実際に訪れた際も、週末は親子連れが多く、子どもたちの楽しそうな声が響いていました。映画鑑賞を楽しんだ後は、近隣のショッピングや食事を組み合わせて、休日を一日中充実させることができます。

アクセスの良さと豊富なラインナップ、ファミリーに優しい環境が揃った新宿バルト9は、休日のお出かけ先として安心して選べる映画館です。

▶ 新宿バルト9公式サイト

④第4位 グランドシネマサンシャイン池袋

池袋駅から徒歩4分という好立地にあるグランドシネマサンシャイン池袋は、国内最大級の映画館のひとつです。館内には最新設備が揃っており、家族で訪れると一層特別な映画体験を楽しめます。

特に注目なのがIMAXレーザー/GT4DX。高さ18メートルを超える巨大IMAXスクリーンは圧巻で、迫力ある映像と音響に子どもも大人も夢中になります。また、椅子が動き水や風が吹き付ける4DXは、まるでテーマパークのアトラクションのようで、家族みんなで体験すると盛り上がること間違いなしです。

館内は清潔感があり明るく、座席の間隔もゆったり設計されているため、親子で並んで座っても快適に過ごせます。上映作品は大作映画を中心に揃っており、休日のファミリーシアターとしても人気があります。

料金は一般2,000円、大学生1,500円、小中高生1,000円が基本で、IMAXや4DXは追加料金が必要です。それでも一度体験すれば「また来たい」と思えるインパクトがあり、特別なお出かけにふさわしい映画館です。

さらに池袋はショッピング施設や飲食店が充実しており、映画鑑賞と合わせて一日を通して楽しめます。映画館の隣にはカフェも多く、上映前後に軽食を取れるのも便利です。

家族で大作映画を思い切り楽しみたいときに、グランドシネマサンシャイン池袋は外せない一館です。

▶ グランドシネマサンシャイン池袋公式サイト

⑤第5位 TOHOシネマズ新宿

新宿駅東口から徒歩すぐという抜群の立地にあるTOHOシネマズ新宿は、都内でも屈指の利用者数を誇る大型映画館です。アクセスの良さから、休日には多くのファミリー層で賑わい、子ども連れでも安心して訪れることができます。

上映作品は話題の大作映画から子どもに人気のアニメ映画まで幅広く、親子で楽しめるラインナップが常に揃っています。特に長期休暇中や話題作の公開時には、多くの親子連れが訪れる光景が印象的です。

館内はスクリーン数が多く、上映回数も豊富なので「時間が合わずに観られない」といった心配が少ないのも大きなメリットです。館内は清潔感があり、座席も十分な広さで子どもと一緒でも快適に過ごせます。

料金は一般2,000円、大学生1,500円、小中高生1,000円で、毎月1日の「ファーストデー」や会員割引を利用すればさらにお得に鑑賞できます。親子で訪れる際にはコストを抑えながら楽しめるのも嬉しいポイントです。

映画鑑賞後は、新宿駅周辺の飲食店やカフェで食事を楽しむこともでき、休日の家族のお出かけプランに組み込みやすいのも魅力です。ショッピングや散策と合わせて一日を過ごせるのが、新宿ならではの強みといえるでしょう。

子どもから大人まで楽しめる作品が揃い、アクセスも便利なTOHOシネマズ新宿は、休日のファミリー映画館として安心して選べる一館です

▶ TOHOシネマズ新宿公式サイト

映画ファン必見の東京映画館ランキングTOP5

映画を深く味わいたいファンにとっては、スクリーンや音響の質、独自の上映企画が重要です。ここでは映画通から特に評価されている映画館をランキング形式で紹介します。

映画ファン必見映画館の特徴比較表

映画館名特徴料金目安
新文芸坐(池袋)名画座。特集上映やオールナイト企画が充実。映画ファンの聖地。一般 1,500円前後
二本目割あり
立川シネマシティ「極上爆音上映」で有名。音響に徹底的にこだわった体験。一般 1,900円
極上上映は追加料金あり
ユーロスペース(渋谷)ミニシアター文化を代表。インディペンデント作品や海外アート作品を上映。一般 1,800円
ポレポレ東中野ドキュメンタリー映画の聖地。社会派や独立系作品に強み。一般 1,800円
シネマ・チュプキ・タバタ日本初のユニバーサルシアター。音声ガイドや字幕対応で誰もが楽しめる。一般 1,800円
障害者割引あり

①第1位 新文芸坐(池袋)

池袋にある新文芸坐は、日本を代表する名画座として映画ファンに絶大な支持を集めています。新作中心のシネコンとは一線を画し、往年の名作や伝説的な監督の特集上映が定期的に行われるのが大きな魅力です

実際に訪れた際には、黒澤明や小津安二郎といった巨匠作品の特集が組まれており、スクリーンで観る名作の迫力と感動を改めて実感しました。特にフィルム上映が行われるときは、独特の質感や音響で、家庭では得られない映画体験が味わえます。

また、新文芸坐といえばオールナイト上映深夜から翌朝にかけて、シリーズ作品やテーマ別の名作を一気に鑑賞できるイベントは、まさに映画ファンにとっての祭典です。上映後にロビーで作品について語り合う人々の姿も多く、映画好き同士の交流の場にもなっています。

館内はシンプルで落ち着いた雰囲気ですが、座席は十分に快適でスクリーンも見やすく、映画の世界に集中できる環境が整っています。派手さはありませんが、その“映画そのものを楽しむための空間”がファンにとっては心地よいと感じられるはずです。

料金は一般1,500円前後とお手頃で、しかも二本立て上映が基本。コストパフォーマンスが非常に高く、名作をじっくり堪能できる点でも人気を集めています

映画の芸術性をじっくり味わいたい方や、過去の名作を大画面で体験したい方には、新文芸坐は必見の映画館といえるでしょう。

▶ 新文芸坐公式サイト

②第2位 立川シネマシティ

立川駅から徒歩数分の場所にある立川シネマシティは、映画ファンの聖地とも呼ばれる存在です。最新作から名作のリバイバル上映まで幅広く扱っており、特に「音」にこだわった上映が全国的に有名です

最大の魅力は、独自のイベント上映である「極上音響上映」や「極上爆音上映」。劇場全体を震わせるような重低音や、繊細な音のニュアンスまで聞き取れる立体的なサウンドは、普通の映画館では体験できない圧倒的な臨場感を生み出します。

実際に訪れたときも、音が身体に直接響き渡り、アクションシーンやライブ映像がまるでその場にいるかのような感覚を与えてくれました。特に音楽映画やライブビューイングでは、観客全員が一体となって盛り上がる雰囲気が印象的でした。

映像面でも最新のプロジェクターを導入しており、鮮明な画質と大画面スクリーンで作品を余すことなく楽しめます。音と映像の両方にこだわる姿勢は、まさに映画ファンの心をつかんで離しません。

料金は一般1,900円前後と標準的ですが、「極上爆音上映」など特別プログラムでは追加料金がかかります。それでも、その価値を十分に感じられる体験型上映といえるでしょう。

周辺にはショッピング施設や飲食店も多く、映画を観た後に感想を語り合いながら食事を楽しむこともできます。アクセスと環境のバランスが良いため、遠方から訪れる映画ファンにも人気です。

とにかく音響にこだわりたい方、ライブ感あふれる映画体験を求める方にとって、立川シネマシティは外せない映画館です。

▶ 立川シネマシティ公式サイト

③第3位 ユーロスペース(渋谷)

渋谷の円山町に位置するユーロスペースは、日本のミニシアター文化を象徴する存在として長年愛されてきた映画館です。大作ではなく、インディペンデント映画やアート性の高い作品を中心に上映しており、映画ファンが「ここでしか観られない1本」を探しに訪れる場所になっています。

実際に足を運んだときには、海外映画祭で話題になった作品や、国内外の新進気鋭の監督による挑戦的な作品が上映されていました。普段はスクリーンで出会えない作品に触れられるのは、映画好きにとって大きな魅力です。

館内は大規模シネコンの華やかさとは違い、落ち着いた雰囲気で、まさに「映画をじっくり味わうための空間」という印象を受けました。シンプルでコンパクトな造りですが、映像と音に集中できる環境が整っています。

料金は一般1,800円、大学・専門学生1,500円、高校生以下1,000円と良心的。作品によってはトークイベントや舞台挨拶が行われることもあり、映画をより深く楽しめる機会が多いのもポイントです。

渋谷という立地も魅力で、上映後にカフェで作品について語り合ったり、街歩きを楽しんだりと、映画好きにとって充実した時間を過ごせます。

大作では味わえない独自の感性に触れたい映画ファンにとって、ユーロスペースは必ず訪れたい映画館のひとつです。

▶ ユーロスペース公式サイト

④第4位 ポレポレ東中野

JR東中野駅から徒歩数分の場所にあるポレポレ東中野は、全国でも数少ないドキュメンタリー映画に特化した映画館として知られています。大作中心のシネコンや一般的なミニシアターとは一線を画し、社会的テーマに鋭く切り込んだ作品を積極的に上映している点が大きな特徴です。

実際に訪れたときも、国内外のドキュメンタリーや社会派作品が組まれており、普段はなかなかスクリーンで観られない内容に出会うことができました。作品を通じて現代社会の問題に向き合う体験は、まさに「考える映画館」と呼ぶにふさわしいものでした。

館内はシンプルで落ち着いた雰囲気で、派手さはないものの、作品に集中できる空間が整っています。観客層も映画好きや研究者、社会問題に関心のある方が多く、上映後に感想を語り合う姿もよく見られました。

料金は一般1,800円、大学生1,500円、高校生以下1,000円とリーズナブル。企画上映や監督・出演者によるトークイベントが行われることも多く、映画をより深く理解できる機会が提供されています。

大手シネコンではなかなか触れることのできない社会派映画やドキュメンタリー作品に出会いたい人にとって、ポレポレ東中野は欠かせない存在です。

▶ ポレポレ東中野公式サイト

⑤第5位 シネマ・チュプキ・タバタ

JR田端駅から徒歩数分の場所にあるシネマ・チュプキ・タバタは、日本初のユニバーサルシアター(聴覚や視覚の障がいなどがある方でも楽しめる映画館)として開館した映画館です。障害の有無にかかわらず誰もが映画を楽しめる環境を整えており、その先駆的な取り組みが映画ファンからも注目を集めています。

館内では音声ガイド日本語字幕に常時対応しており、視覚障害や聴覚障害のある方も安心して映画を楽しめます。さらに、車椅子で利用できる座席やバリアフリー設計も整っており、映画を「誰にとっても開かれた場」にする姿勢が徹底されています。

実際に訪れた際も、観客が障害の有無に関わらず同じ空間で映画を楽しんでいる光景が印象的でした。「映画は全ての人に届くべきもの」という理念を体現している映画館だと強く感じました。

座席数は多くありませんが、その分アットホームで居心地の良い雰囲気があります。スタッフも親切で、上映後には観客同士で感想を語り合う場面もあり、映画を通じた交流が自然に生まれていました。

料金は一般1,800円、大学生1,500円、高校生以下1,000円と標準的。特集上映や独自企画も多く、小規模ながら映画文化を大切に育む存在です。

映画を誰もが平等に楽しめる場として、そして映画の可能性を広げる劇場として、シネマ・チュプキ・タバタは映画ファンにとって一度は訪れたい映画館といえるでしょう。

▶ シネマ・チュプキ・タバタ公式サイト

コスパで選ぶ東京映画館ランキングTOP5

映画をできるだけお得に楽しみたい人のために、料金やサービスデー、割引制度が充実している映画館をランキング形式で紹介します。通常料金だけでなく、特典やキャンペーンも考慮して選びました。

コスパ重視映画館の料金比較表

映画館名通常料金(一般)子供料金割引・サービス特徴
新文芸坐(池袋)1,500円前後1,000円前後二本立て上映/オールナイト割引名画を低価格で楽しめる。映画ファン御用達。
シネマ・チュプキ・タバタ1,800円1,000円(小中高生)障害者割引ありユニバーサルデザインで誰もが快適に楽しめる。
TOHOシネマズ(各館)2,000円1,000円(3歳〜高校生)映画の日:1,200円/レディースデー:1,200円/シネマイレージ割引あり都内各地に展開。サービスデーを活用すればお得。
T・ジョイPRINCE品川2,200円1,000円(3歳〜高校生)水曜サービスデー:1,300円/ファーストデー:1,200円品川駅直結。ホテルや水族館と合わせて楽しめる。
新宿バルト92,000円1,000円(3歳〜高校生)映画の日:1,200円/レディースデー:1,200円/シニア割:1,300円都心の好立地。深夜上映もあり利便性が高い。

①第1位 新文芸坐(池袋)

新文芸坐(池袋)は、日本を代表する名画座でありながら、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る映画館です。一般料金は1,500円前後にもかかわらず、基本は二本立て上映。つまり、1作品あたり実質750円程度で名作を堪能できる計算になります。

ラインナップは、黒澤明や小津安二郎といった往年の名作から、世界の映画祭で評価されたアート作品まで多彩。特に過去の名画をまとめて観られる特集上映は、映画ファンにとって大きな魅力です。実際に訪れた際も、貴重なフィルム上映を目当てに集まった観客が熱心に作品を楽しんでおり、その熱気に圧倒されました。

さらに、オールナイト上映も新文芸坐の名物。深夜から早朝にかけて関連作品を一気に鑑賞できるイベントは、時間を忘れて映画の世界に没頭したい人にぴったりです。映画館全体が同じ作品を愛するファンで盛り上がる独特の一体感も楽しめます。

館内はシンプルながら座席は快適で、作品に集中できる環境が整っています。華やかな演出よりも「映画そのものを楽しみたい」という映画ファンに寄り添った空間です。

リーズナブルな価格で多くの作品に触れられる新文芸坐は、コスパを重視する映画ファンにとって東京で外せない映画館です。

▶ 新文芸坐公式サイト

②第2位 シネマ・チュプキ・タバタ(田端)

シネマ・チュプキ・タバタは、日本初のユニバーサルシアターとして開館した映画館で、視覚や聴覚に制限のある方でも安心して映画を楽しめる環境が整っています。音声ガイドや日本語字幕の常時対応に加え、バリアフリー設計の館内は、誰にとっても利用しやすいのが特徴です。

料金面でも一般1,800円小中高生1,000円と都内の相場に比べてリーズナブル。さらに障害者割引が用意されているため、多様な観客がコストを抑えて映画を楽しむことができます。ユニバーサルな設計と価格設定が両立している点は、他の映画館にはない魅力です。

館内はアットホームな雰囲気で、座席数は限られていますが、その分スクリーンとの距離が近く、臨場感をより強く感じられます。シンプルな空間だからこそ、映画に集中できる環境が整っています

小さな子どもやシニア世代と一緒に来ても安心できる設計になっており、家族で訪れる際にもコスパの良さを実感できます。加えて、独自の特集上映やトークイベントが開催されることもあり、同じ料金で映画以上の価値を楽しめるのもポイントです。

誰もが平等に映画を楽しめる環境を提供しつつ、料金も手頃なシネマ・チュプキ・タバタは、コスパ重視で映画館を選びたい人におすすめできる一館です。

▶ シネマ・チュプキ・タバタ公式サイト

③第3位 TOHOシネマズ(各館・サービスデー)

TOHOシネマズは全国展開している大手シネマチェーンで、都内だけでも複数の劇場があり、自宅や職場から最寄りの映画館を選べる利便性の高さが魅力です。設備や上映環境も安定しており、誰にとっても安心して利用できる映画館といえます。

通常料金は2,000円とやや高めですが、各種割引サービスを活用すればコストを大幅に抑えられます。例えば、毎月1日の「映画の日」毎週水曜日のレディースデー1,200円で鑑賞可能。さらにシニア割引(1,200円)ファーストデーなど、家族全員で利用しやすいサービスが整っています。

実際に訪れた際も、サービスデーには学生や親子連れ、シニア層まで幅広い観客で賑わっていました。都内に複数あるため、混雑時は別の館を選べるのも便利です。

普段は少し高めに感じる料金ですが、サービスデーをうまく活用すれば都内の中でもトップクラスのコスパ映画館といえるでしょう。大作映画をリーズナブルに楽しみたい方にとって欠かせない存在です。

▶ TOHOシネマズ公式サイト

④第4位 T・ジョイPRINCE品川

T・ジョイPRINCE品川は、JR品川駅直結という抜群のアクセスを誇る映画館です。旅行や出張の途中でも立ち寄れる便利さがあり、観光客や家族連れにも利用しやすい立地となっています。

通常料金は2,200円とやや高めですが、割引サービスを活用すれば一気にコスパが高まります。毎月1日の「映画の日」1,200円毎週水曜日のサービスデー1,300円と、半額近い価格で映画を楽しめるのが魅力です。

実際にサービスデーに訪れた際も、学生やシニア、親子連れでにぎわっており、アクセスの良さと割引の相性が非常に良いと感じました。少し高めの通常料金でも、割引をうまく使えば都内の中でも十分リーズナブルに楽しめます。

さらに、品川プリンスホテルの中に位置しているため、映画鑑賞の前後に水族館「マクセル アクアパーク品川」やレストラン、ショッピングを組み合わせられるのもポイントです。映画だけでなく、一日を通してエンターテインメントを楽しめる環境はコスパの観点でも価値が高いといえます。

アクセスの良さ、サービスデーの割引、周辺施設との相性を兼ね備えたT・ジョイPRINCE品川は、コスパを意識して映画館を選ぶ人におすすめの一館です。

▶ T・ジョイPRINCE品川公式サイト

⑤第5位 新宿バルト9

新宿三丁目駅から徒歩すぐ、繁華街の中心に位置する新宿バルト9は、アクセスの良さと利用しやすさを兼ね備えた映画館です。都内で映画を観る際に「とりあえずここ」と選ばれることも多い人気劇場です。

通常料金は2,000円ですが、割引サービスが充実しているのが大きな魅力です。毎月1日の「映画の日」1,200円毎週火曜日のレディースデー1,200円、さらにシニア割引は1,300円と、都内でもトップクラスにお得な料金で映画を楽しむことができます。

実際に訪れた際も、サービスデーには多くの学生やカップル、シニア層が集まり、館内は活気にあふれていました。通常料金は標準的でも、割引を活用することで非常にコストパフォーマンスの高い映画体験が可能です。

また、深夜上映を多く行っているのも特徴のひとつ。仕事帰りや夜遅い時間に映画を観たい人にとって、時間を有効に使えるのは大きなメリットです。終電後まで営業しているため、夜型のライフスタイルにも合っています。

コスパの良さと利便性を両立した新宿バルト9は、割引サービスを駆使して映画を楽しみたい方におすすめの一館です。

▶ 新宿バルト9公式サイト

まとめ|東京で映画を観るなら目的に合わせて映画館を選ぼう

東京には個性豊かな映画館が揃っており、総合的に評価の高いシネコンから、映画ファンの聖地ともいえる名画座、デートやファミリーで特別な時間を過ごせるラグジュアリーな劇場まで多彩です。

ランキングを振り返ると、最新設備や立地を重視するなら「109シネマズプレミアム新宿」や「グランドシネマサンシャイン池袋」、デートなら「新宿ピカデリー」や「TOHOシネマズ日比谷」、ファミリーなら「ユナイテッド・シネマ豊洲」や「T・ジョイPRINCE品川」が特におすすめです。

また、映画を深く楽しみたいなら「新文芸坐」や「ポレポレ東中野」、コスパを求めるなら「新宿バルト9」や「シネマ・チュプキ・タバタ」といった選択肢もあります。

ぜひ本記事を参考に、自分の目的やスタイルに合った映画館を選んで、東京で最高の映画体験を楽しんでください。

出典・参考文献

  • 各映画館公式サイト(109シネマズ、TOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、新文芸坐ほか)
  • 映画館検索・レビューサイト「映画.com」「Walker+」
  • Googleマップクチコミ評価(2025年9月時点調査)
  • 筆者の実地体験
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