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鴨頭嘉人さんを体癖的に読む|マクドナルド退職からKAMOバンドまでの「戦場変更」の物語

鴨頭嘉人さんを体癖的に読む記事のサムネイル。会社員時代、話し手・発信、KAMOバンドへの流れをアイコンで示し、マイクを持つ講演家風の人物を描いた画像。
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YouTubeを見ていると、時々、ものすごくエネルギーのある人に出会います。

私にとって、鴨頭嘉人さんはその一人です。

「炎の講演家」という肩書きのとおり、話し方は熱く、明るく、勢いがある。見ているだけで、こちらの背筋が少し伸びるような感覚があります。

私は鴨頭さんの関係者でも、直接お会いしたことがあるわけでもありません。ただ、YouTubeを通じてその発信を拝見し、陰ながら応援している一視聴者です。

その上で、最近ふと思いました。

鴨頭さんという人は、単に「熱い人」「話がうまい人」「ポジティブな人」と見るだけでは、少し足りないのではないか。

そこで今回は、体癖論という視点から、鴨頭嘉人さんの活動を考えてみたいと思います。

この記事の前提

体癖(たいへき)とは、野口整体などで語られる、人の身体的・感受性的な傾向をもとにした分類の考え方です。ざっくり言えば、身体の使い方、感情の動き方、行動パターン、物事への反応の仕方などから、人の傾向を見ていくものです。

ただし、本記事は鴨頭さんご本人の体癖を断定するものではありません。あくまで、公開されている発信や活動をもとに、「体癖でいう5種的に見える部分があるのではないか」という一視聴者としての考察です。

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鴨頭さんは「体癖でいう5種的」に見える

まず、私の見立てから言うと、鴨頭さんはかなり5種的な要素が強い人に見えます。

体癖でいう5種は、ざっくり言えば、前へ進む人です。

じっと考え込むより、まず動く。悩み続けるより、次の一手を打つ。暗い話に沈むより、「で、どうするの?」と現実を動かす。

成果志向で、合理的で、スピード感がある。勝てる場所を見つけるのがうまく、負け戦に感情だけで突っ込むより、戦場そのものを変えて勝ちに行く。

このあたりが、鴨頭さんの活動スタイルとかなり重なります。

マクドナルド時代に成果を出し、店長としても、本社勤務としても評価される。その後、講演家として独立し、YouTubeや各種事業へ展開する。さらに現在はKAMOバンドとして、音楽・ライブ・武道館という新たな領域に挑戦している。

この一連の流れには、単なる情熱だけではなく、自分の勝てる戦場を探し、作り替え、広げていく5種的な動きを感じます。

ただし、表面には3種的な明るさがある

一方で、鴨頭さんは、純粋にドライで合理的な5種という感じではありません。

人前での振る舞いには、かなり3種的な明るさや感情表現があります。

笑顔、愛嬌、勢い、場を明るくする力。泣かせる、笑わせる、感情を動かす話し方。見ている人を元気にし、「この人の話をもう少し聞いてみたい」と思わせる空気。

これは3種的です。

ただ、ここで大事なのは、鴨頭さんが本質的に3種そのものというより、5種の人が、目的のために3種的な表現を身につけ、磨き、使っているように見えることです。

3種の明るさは、自然にあふれる「花」のようなものです。一方、鴨頭さんの明るさは、もっと鍛えられている。人を動かすため、場を温めるため、メッセージを届けるために、かなり意識的に運用されているように見えます。

つまり、

5種の合理性で、3種的な明るさを使っている人

という印象です。

これは決して悪い意味ではありません。むしろ、講演家としては非常に強い武器です。

明るいだけではなく、成果に結びつける。感情を動かすだけではなく、行動を促す。その点に、鴨頭さんらしさがあるように思います。

7種的な勝負心もある

さらに、鴨頭さんには7種的な勝負心も感じます。

「日本一」「本気」「挑戦」「やり切る」「武道館」。

こうした大きな言葉を掲げる姿勢には、やはり勝負師の匂いがあります。

ただし、純粋な7種とは少し違うようにも見えます。

7種は、目の前の相手に勝ちたい。意地でも負けたくない。劣勢でも踏ん張って、正面からぶつかっていく。

一方、鴨頭さんの場合は、もっと5種的です。

勝ちたい気持ちはある。でも、負けが見えている場所に全振りするというより、勝てる形を作る。勝てる場所を選ぶ。必要なら戦場を変える。

このあたりが、5種メインに7種的要素が乗っているように見える理由です。

マクドナルド退職への違和感

ここからが、個人的にとても興味深いところです。

鴨頭さんは、マクドナルドでかなりの成果を出され、その後、本社人事にも勤務されたと語られています。

その後、独立するわけですが、本人の語りでは、サービスパーソンのため、サービスパーソンが生き生き働ける社会を作るため、お客側の意識を変える活動をしたい、というような理由が語られています。

この思い自体は、本物だと思います。

サービス業で働く人が正当に認められてほしい。お客様側の態度も変わってほしい。現場で働く人たちが誇りを持って働ける社会にしたい。

これは、鴨頭さんの中に本当にあった思いでしょう。

ただ、体癖的に見ると、少し違和感もあります

5種的な人は、要領がよく、効率を求め、勝てる状態を作ってから動く傾向があります。もし前々から独立を計画していたなら、もっと用意周到に、顧客候補、講演依頼、収益導線を作ってから辞めそうです。

しかし、本人は独立後、半年ほど仕事がなく収入もなかったと語っています。

ここに、少し「らしくなさ」を感じます。

もちろん、外から見える情報だけでは分かりません。ただ、仮説としては、次のようにも考えられます。

サービスパーソンのために活動したいという理念は本物。
しかし、退職の直接的なきっかけには、会社内での何らかの違和感や限界感があったのではないか。

たとえば、本社勤務という環境は、現場店長時代とはかなり違います。

現場では、売上、お客様満足、従業員満足など、成果が見えやすい。自分の判断で場を動かし、すぐに改善し、結果につなげられる。

一方、本社人事は、調整、制度、書類、社内政治、長期的な仕組みづくりが多くなります。5種的なスピード感からすると、窮屈に感じる部分もあったのではないか。

会社内でさらに勝負するよりも、外に出て自分の市場を作った方が、大きく勝てる。そう感じた可能性はあります。

つまり、退職は単なる「夢への挑戦」ではなく、5種的な意味での戦場変更だったのではないか、という見方です。

「逃げ」ではなく、勝てる戦場への移動

ここは誤解しないようにしたいところです。

仮に、会社内で何か合わないことがあったとしても、それを単純に「逃げ」と見るのは違うと思います。

5種は、負け戦に全振りしません。勝てない場所、勝ってもリターンが小さい場所に、意地だけで居続けることをあまり合理的とは考えない。

7種なら、社内でバチバチにぶつかり、「絶対にあいつに勝つ」と戦い続けるかもしれません。

しかし5種は、もっと冷静に見ます。

ここで勝つ意味はあるのか。
この勝負に時間を使う価値はあるのか。
それより、自分で市場を作った方が大きく勝てるのではないか。

こうして、戦場そのものを変える。

鴨頭さんのマクドナルド退職も、そういう意味では、会社からの逃避というより、自分の勝てる場所を会社の外に作る決断だったのかもしれません。

講演家という「勝てる戦場」

そして、結果的に鴨頭さんは、講演家というポジションで大きく成功します。

これは、非常に納得感があります。

講演家という仕事は、鴨頭さんの強みがかなり活きる戦場です。

  • マクドナルドでの実績
  • 店長としての経験
  • 本社人事での視点
  • サービス業への問題意識
  • 人材育成
  • マネジメント
  • 話す力
  • 感情を動かす力
  • 明るさ
  • 熱量
  • 成果志向

これらが、講演家という職業では、そのまま商品になります。

ここで、5種的な前進力、3種的な表現、7種的な熱量が、非常にうまく噛み合ったのだと思います。

つまり、講演家は、鴨頭さんにとって、かなり勝てる戦場だった。

会社内のゲームではなく、自分自身を看板にして、外の市場で勝つ。自分の言葉、自分の物語、自分の熱量を武器にする。

これは、5種的な空間拡張としても、非常に自然です。

アンチへの反応に見える葛藤

鴨頭さんは、最近の動画で「アンチ」という言葉を使うことがあるように感じます。

自分はアンチを気にしない。構っている暇はない。関わりたくない。かわいそうな人だ。

そういう文脈で話されることがある印象です。

もちろん、これは本人の発信スタイルの一部であり、実際にどれほど気にしているかは分かりません。

ただ、外から見ると、「気にしない」と言っている人ほど、実は気にしていることがあります。

本当に気にしていなければ、そもそも話題にしないことも多いからです。

ここにも、5種・3種・7種の複合が見えます。

5種的には、アンチに関わっても得がない。時間の無駄。成果に結びつかない。だから、関わらないのが合理的です。

7種的には、批判されると腹が立つ。言い返したい。負けたくない。

3種的な表現者としては、嫌われること、否定されることが痛い。

だからこそ、

気にしない。
相手にしない。
かわいそうな人だ。

と言葉にすることで、自分の立ち位置を守っているのかもしれません。

これは単なる強がりではなく、活動を続けるための自己防衛でもあると思います。

だから、もし応援する側として言葉を届けるなら、

「本当は傷ついていますよね」
「強がっていますよね」

と分析をぶつけるのではなく、

鴨頭さんがアンチに勝つことより、長く元気に発信し続けてくださることの方が大切です。

という伝え方の方がよいのだと思います。

KAMOバンドは、かなり大きな変化に見える

そして最近の活動として、KAMOバンドがあります。

私はここに、かなり大きな変化を感じます。

講演家としての鴨頭さんは、すでに勝てる戦場を持っています。言葉で場を支配できる。聴衆の感情を動かせる。人生論、仕事論、サービス論、挑戦論に接続できる。

しかし、歌は違います。

歌の世界では、歌唱力、音楽性、リズム、バンドとしての完成度、ライブ文化の文脈などが問われます。

講演家としての強みが、そのままでは通用しにくい。

鴨頭さんほど頭のよい人であれば、おそらくそれは分かっているはずです。

だからこそ、すごいと感じます。

一見すると、歌を主としたイベントは、彼にとって得意がそのまま活きるフィールドではありません。

しかし、鴨頭さんはそれを、純粋な音楽市場としてではなく、挑戦の物語として再定義しているように見えます。

若い頃に諦めた夢。大人になってからの再挑戦。歌がうまいから歌うのではなく、挑戦する姿を見せる。武道館という象徴を掲げる。その姿を通じて、人に「自分も挑戦していい」と思わせる。

つまり、音楽そのものだけで勝負するのではなく、

歌を通じて、挑戦する姿を見せる

という戦場に変えている。

これは非常に鴨頭さんらしいと思います。

不得意に見える領域を、自分の得意な「言葉」「物語」「自己啓発」「共同体づくり」に結びつけているからです。

勝てる人が、あえて負けるかもしれない場所に立つ

それでも、KAMOバンドは単なる戦略だけでは説明しきれない気がします。

なぜなら、講演家としてはすでに勝っているからです。

普通に考えれば、講演、研修、YouTube、出版、教育事業をさらに広げる方が、期待値は高いでしょう。

そこに、あえて歌で挑む。武道館を掲げる。アンチに笑われる材料にもなり得る場所に立つ。

これは、5種的な「勝てる戦場選び」だけではなく、もう少し深い自己更新のようにも見えます。

勝ち慣れた人が、もう一度、負けるかもしれない場所に立つ。挑戦を語る人から、挑戦を見せる人になる。安全圏からメッセージを発するのではなく、自分自身が危うい場所に立つ。

そこに、私はすごさを感じます。

鴨頭さんは、おそらく歌そのものだけで評価されることの怖さも分かっているでしょう。それでもやる。

これは、講演家としてのブランドを広げるだけでなく、本人にとってもかなり大きな挑戦なのではないかと思います。

マクドナルド退職とKAMOバンドは、実は似ている

こうして見ると、マクドナルド退職とKAMOバンドには、共通点があります。

マクドナルドでは、会社内で成果を出した。しかし、その中での勝ち筋に限界や違和感を感じた可能性がある。そして、外へ出て、講演家という自分の市場を作った。

講演家としては大きく成功した。しかし、今度はその勝てる戦場だけではなく、歌という新しい場に出た。ただし、単なる音楽活動ではなく、「挑戦の物語」として自分の得意が活きる形に再定義している。

つまり、どちらも、

既存のフィールドで成果を出す。
そのフィールドに限界や飽和を感じる。
新しい戦場へ移る。
最初は不利に見える。
しかし、その戦場を自分の得意が効く形に作り替える。

という流れに見えます。

この意味で、鴨頭さんはずっと、戦場を変え続けている人なのかもしれません。

鴨頭さんのすごさは「勝てる戦場を作る力」にある

鴨頭さんのすごさは、単に話がうまいことでも、明るいことでも、熱いことでもありません。

私が感じる一番のすごさは、勝てる戦場を作る力です。

マクドナルドでは、現場で勝った。 本社勤務を経て、会社の外に出た。 講演家として、自分の経験と言葉を商品にした。 YouTubeで、講演を拡張した。 そして今、KAMOバンドで、歌を「挑戦の物語」に変えている。

これは、5種的な空間拡張そのものです。

ただし、最近のKAMOバンドには、それだけではなく、弱点をさらす成熟も感じます。

得意な場所で勝つだけではない。不得意に見える場所に立ち、それすら自分の物語に変える。

そこに、応援したくなる理由があるのだと思います。

まとめ|鴨頭さんは「戦場を変え続ける5種」なのかもしれない

今回の考察をまとめると、私の見立てはこうです。

鴨頭さんは、本質的には5種的な人に見える。成果志向で、前進力があり、勝てる場所を見つけるのがうまい。ただし、人前では3種的な明るさや感情表現を戦略的に使っている。さらに、7種的な勝負心や熱量もある。

マクドナルド退職は、単に夢を追っただけではなく、会社内の戦場から自分の市場へ移る、5種的な戦場変更だった可能性がある。

講演家というポジションは、彼の強みが最大限に活きる勝てる戦場だった。

そしてKAMOバンドは、勝ち慣れた講演家が、あえて不利に見える歌の領域に入り、それを「挑戦の物語」として再定義している活動に見える。

一言で言えば、

鴨頭さんは、勝てる戦場を選び、作り替え、広げ続けてきた人。
そして今は、勝てる人があえて「負けるかもしれない場所」に立つことで、もう一度自分の物語を更新している。

そんなふうに見えます。

もちろん、これはあくまで一視聴者の考察です。本人の本当の内面は、本人にしか分かりません。

ただ、私はこのように読み解くことで、鴨頭さんの活動がより立体的に見えるようになりました。

単なるポジティブな講演家ではない。単なる熱い発信者でもない。勝てる戦場を選ぶ合理性と、あえて怖い場所に立つ挑戦心を併せ持った人。

だからこそ、陰ながら応援したくなるのだと思います。

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新サービスを自腹検証。良い点も弱点も、数字で本音レビュー。
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