新宿の映画館はどこがいい?109・TOHO・ピカデリー・バルト9を徹底比較【2026年】
新宿で映画を観ようとすると、意外に迷うのが「どの映画館にするか」です。
代表的な大型館だけでも、
- 109シネマズプレミアム新宿
- TOHOシネマズ新宿
- 新宿ピカデリー
- 新宿バルト9
の4館があります。
どこも新宿駅周辺にあり、話題作も上映されていますが、実際に比べてみると方向性はかなり違います。
たとえば、109シネマズプレミアム新宿は全席がプレミアムシート。一方、TOHOシネマズ新宿にはIMAXレーザーやMX4Dがあり、新宿バルト9にはDolby Cinemaがあります。新宿ピカデリーは、通常席からAKRacing BOX、プラチナシートまで座席の選択肢が豊富です。
つまり、新宿の映画館選びは、
「どこが一番いいか」より、「今日は何を重視したいか」
で考えた方が分かりやすいです。
この記事では、2026年10月2日時点の公式情報をもとに、4館を料金・座席・上映設備・アクセスなどから比較します。
なお、109シネマズプレミアム新宿については筆者自身が実際に利用しているため、その体験も交えて紹介します。
先に結論|4館の違いはこれだけ覚えればOK
最初に結論です。
| 重視したいこと | 候補 |
|---|---|
| 映画館そのものを特別な体験にしたい | 109シネマズプレミアム新宿 |
| IMAXやMX4Dなど上映方式を選びたい | TOHOシネマズ新宿 |
| 予算に合わせて座席を選びたい | 新宿ピカデリー |
| Dolby Cinemaで観たい | 新宿バルト9 |
かなり単純化すると、
映画館そのものを楽しむなら109。
上映方式を選ぶならTOHO。
座席のグレードを選ぶならピカデリー。
Dolby Cinemaならバルト9。
この理解で大きくは外しません。
ただし、どれか1館が常に最適というわけではありません。
たとえば大作をIMAXで観る日と、3時間近い映画をゆったりした席で観たい日では、選ぶ映画館が変わります。
そのためこの記事ではランキングにはせず、「どんな日に、どの映画館が合うか」を中心に比較していきます。
新宿の主要映画館4館を一覧比較
まずは全体像を見てみましょう。
※通常興行を基準とした2026年10月2日時点の情報です。作品・特別興行によって料金や対応設備は異なる場合があります。
| 比較項目 | 109シネマズ プレミアム新宿 | TOHO シネマズ新宿 | 新宿 ピカデリー | 新宿 バルト9 |
|---|---|---|---|---|
| 一般料金 | CLASS A 4,500円 CLASS S 6,500円 | 2,200円 | 2,100円 | 2,200円 |
| 座席 | 全席プレミアム | 通常席+上位席 | 通常席+BOX+プラチナ | 通常席中心 |
| IMAX | ― | IMAXレーザー | ― | ― |
| Dolby Cinema | ― | ― | ― | あり |
| Dolby Atmos | シアター3 | SCREEN 9 | ― | Dolby Cinema等 |
| ScreenX | あり | ― | ― | ― |
| 4D系 | ― | MX4D | ― | ― |
| 上映前後に過ごせる場所 | CLASS A・Sとも利用可 | 109型サービスなし | プラチナ利用者向け | Cafe OASEあり |
| 子ども料金 | 基本的に一般料金 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
| 特徴 | 体験全体 | 上映方式 | 座席の幅 | Dolby Cinema |
こうして並べると、単純な「高い・安い」だけでは比較できないことが分かります。
比較表だけだと少し情報量が多いので、4館の違いを一言で整理すると次のとおりです。

つまり、新宿の映画館選びでは「どこが一番か」を探すより、自分が何を重視したいかから逆算した方が失敗しにくいです。
料金差のポイント|同じ3,000円でも「何に払うか」が違う
映画館比較で面白いのが、同じくらいの予算でも、アップグレードされるものが違うことです。
たとえば3,000円前後なら、
- TOHOのIMAXレーザー:一般2,900円
- 新宿バルト9のDolby Cinema:一般2,800円
- 新宿ピカデリーのAKRacing BOX:3,100円
という選択肢があります。
TOHOやバルト9では、主に映像・音響へ追加料金を払います。
ピカデリーのAKRacing BOXなら、追加されるのは座席の広さやプライベート感です。
一方、109は少し考え方が違います。
CLASS Aでも4,500円ですが、最初からプレミアムシートで、メインラウンジとWELCOME CONCESSIONも利用できます。
つまり109は、
「映画料金にオプションを追加する」よりも、「最初から映画館体験全体をセットで買う」
という方が近いです。
この違いを理解すると、4館がかなり選びやすくなります。
109シネマズプレミアム新宿|映画館そのものを楽しみたい
109シネマズプレミアム新宿の最大の特徴は、普通席が存在しないことです。
CLASS Aでもリクライニング機能とサイドテーブルを備えたプレミアムシート。CLASS Sになると各シアターの中央エリアに配置され、電動リクライニングや充電装置付きサイドテーブルなどが加わります。
料金は、
- CLASS A:4,500円
- CLASS S:6,500円
です。


109は「高級な椅子」だけではない
109を実際に利用してみて印象的だったのは、座席以上に映画を見る前から体験が始まっていることでした。
CLASS A・Sともメインラウンジを利用でき、WELCOME CONCESSIONも付いています。
少し早めに到着してラウンジで過ごし、ポップコーンや飲み物を受け取ってからシアターへ向かう。
普通の映画館で「チケットを買って、上映時間に合わせて席へ行く」のとは、時間の使い方そのものが違います。
CLASS Sでは、さらに専用ラウンジ「OVERTURE」を利用できます。現在は鑑賞前または鑑賞後のどちらか一方で利用する方式で、ウェルカムドリンク1杯が付いています。
初めて利用する方は、実際の流れや雰囲気をまとめた体験レビューも参考にしてください。
▶ 109シネマズプレミアム新宿を実際に利用した体験レビュー
映像・音響は「館全体の底上げ」型
109にはIMAXやDolby Cinemaはありません。
一方で、全シアターに坂本龍一氏監修の音響システム「SAION -SR EDITION-」を導入。さらに、シアター3にはDolby Atmos、シアター6にはScreenX、シアター8には35mmフィルム映写設備があります。
したがって、
IMAXそのものが目的ならTOHO。
Dolby Cinemaならバルト9。
どの作品でも座席を含めた環境全体を良くしたいなら109。
という使い分けが自然です。
109を選ぶなら、ここから専門記事へ
109が自分に合いそうだと感じた方は、次に迷いやすいポイントを個別記事で詳しくまとめています。
- CLASS A・CLASS Sの違いを徹底比較 ─ 4,500円と6,500円、どちらを選ぶべきか
- 109シネマズプレミアム新宿の見やすい席ランキング ─ シアター別のおすすめ席を知りたい方へ
- メインラウンジ・OVERTURE徹底比較 ─ 利用時間やサービスを詳しく知りたい方へ
TOHOシネマズ新宿|作品に合わせて上映方式を選びたい
TOHOシネマズ新宿の特徴は、選択肢の多さです。
12スクリーンを備え、代表的な設備は次のとおりです。
- SCREEN 2:MX4D
- SCREEN 9:TCX+Dolby Atmos
- SCREEN 10:IMAXレーザー
109が「どんな席で観るか」を重視する映画館なら、TOHOは、
「この作品を、どういうフォーマットで観るか」
を選ぶ映画館です。
大作ならIMAXが分かりやすい
IMAXレーザーは一般料金+700円なので、一般なら2,900円です。
大画面向けの作品や、IMAX上映を前提に楽しみたい作品では、有力な候補になります。
一方、SCREEN 9には大型のTCXスクリーンとDolby Atmosもあります。
そのため、「TOHO新宿=IMAXだけ」ではありません。
座席もアップグレードできる
プレミアボックスシートや、SCREEN 9のプレミアラグジュアリーシートもあります。
つまり、
- 通常料金で観る
- 上映方式だけ上げる
- 座席まで良くする
と、予算に応じて調整できるのがTOHOの便利なところです。
映画前後のラウンジ体験より、本編そのものをどう観るかを重視する人に向いています。
新宿ピカデリー|必要なときだけ座席をアップグレードしたい
新宿ピカデリーは、4館の中でも座席の価格帯が特に幅広い映画館です。
一般料金は2,100円。その上に、
- AKRacing BOX:3,100円
- プラチナシート:5,000円
- プラチナルーム:2名30,000円
があります。
3,100円のAKRacing BOXが面白い
AKRacing BOXは1席ずつBOX型に区切られ、通常席のおよそ2倍のプライベートスペースを確保しています。
サイドテーブルや荷物スペースもあり、スクリーン6を除く各スクリーンの最後列に設置されています。
「109ほどの料金は出さないけれど、普通席より少し快適にしたい」
という人には、かなり分かりやすい選択肢です。
特別な日はプラチナシート
プラチナシートは1名5,000円。
スクリーン1の2階バルコニー中央にあり、ウェルカムドリンクと専用ラウンジ利用が含まれます。
さらに、2名30,000円のプラチナルームもあります。
ただし、プラチナ系はスクリーン1上映作品限定です。
そのため109のように「どの作品でもプレミアム席を選べる」仕組みとは違います。
ピカデリーは、
普段は普通席。
今日は少し快適にしたいならBOX。
特別な日ならプラチナ。
という使い分けができるのが魅力です。
新宿バルト9|Dolby Cinemaで観たいならここ
新宿バルト9の分かりやすい特徴は、Dolby Cinemaです。
シアター6がDolby Cinema専用で、Dolby Visionによる映像、Dolby Atmosによる立体音響、専用のシアターデザインを組み合わせています。
料金は一般2,200円+600円で、2,800円です。
Dolby AtmosとDolby Cinemaは別物
ここは混同しやすいところです。
109やTOHOにもDolby Atmos対応シアターがありますが、Dolby Atmosは主に音響技術です。
Dolby Cinemaでは、
Dolby Vision+Dolby Atmos+専用シアター設計
がセットになります。
「Dolby対応ならどこでも同じ」というわけではありません。
イベント上映もチェックしたい映画館
バルト9は公式にも、通常の映画だけでなくライブ中継やイベント上映などの特別な映像体験を劇場の特徴として掲げています。
アニメ、舞台挨拶中継、ライブフィルムなどを探すときにも、上映スケジュールを確認しておきたい映画館です。
10階にはCafe OASEもあり、上映前後に利用できます。ただし、109のように鑑賞料金に含まれる専用ラウンジではありません。
目的別|結局どこを選べばいい?
ここまでを、実際の使い方に落とし込むとこうなります。
| 目的 | 候補 |
|---|---|
| IMAXで大作を観たい | TOHO |
| Dolby Cinemaで観たい | バルト9 |
| ScreenXで観たい | 109 |
| 普通席より少し快適にしたい | ピカデリー/TOHO |
| どの作品でも快適な座席を確保したい | 109 |
| デート・記念日に特別感がほしい | 109/ピカデリー |
| 家族で料金を抑えたい | TOHO/ピカデリー/バルト9 |
| ライブ中継・イベント上映 | 上映スケジュールから選ぶ |
長編映画なら「座席」か「上映方式」かで決める
3時間近い作品なら、座席の快適性を優先して109を選ぶ考え方があります。
ただし、その作品がIMAX向きならTOHOを選びたい人もいるでしょう。
この場合は、
長時間座る快適さ → 109
大画面・上映フォーマット → TOHO
という基準で選ぶと分かりやすいです。
デートなら109とピカデリーは方向性が違う
109は、ラウンジを含め映画館全体が最初から特別仕様です。
ピカデリーは、普段は普通の映画館として使いながら、プラチナ席を選んだときだけ体験を大きく変えられます。
映画そのものをデートの中心イベントにするなら109。
映画以外の食事や買い物にも予算を回しつつ、必要なら席だけ上げるならピカデリー。
そんな考え方もできます。
家族利用は109以外が選びやすい
109は年齢にかかわらず基本的にCLASS A/S料金です。
対してTOHO、新宿ピカデリー、新宿バルト9には、高校生以下や子ども向けに1,100円の料金設定があります。
家族全員で利用する場合、この差はかなり大きくなります。
アクセスで選ぶ|「新宿」といっても場所は違う
上映時間が同じなら、最後は立地で決めてもいいと思います。
ざっくり分けると、
歌舞伎町・西武新宿側
- 109シネマズプレミアム新宿
- TOHOシネマズ新宿
新宿三丁目側
- 新宿ピカデリー
- 新宿バルト9
です。
109は西武新宿駅から徒歩1分。TOHOも歌舞伎町側なので、西武新宿や新宿東口から利用しやすい立地です。
新宿ピカデリーとバルト9は新宿三丁目から近く、伊勢丹周辺での買い物や食事と組み合わせやすい位置にあります。
「映画の前にどこで食事するか」「鑑賞後にどちらへ移動するか」まで決まっているなら、設備差より立地を優先するのも十分ありです。

迷ったら、この3問で決める
1.観たい上映方式は決まっている?
IMAX → TOHO
Dolby Cinema → バルト9
ScreenX → 109
決まっているなら、ほぼここで終了です。
2.座席にどのくらいお金をかけたい?
普通席で十分 → TOHO・ピカデリー・バルト9
3,000円前後 → 特殊上映またはBOX系座席
4,500円以上 → 109やピカデリーのプラチナ系
3.映画前後の時間まで楽しみたい?
映画本編が中心なら、TOHOやバルト9は合理的です。
映画館へ行くこと自体を少し特別なイベントにしたいなら、109やピカデリーのプラチナ系が候補になります。
この3問で、多くの場合は1~2館まで絞れます。
新宿の映画館についてよくある質問
新宿でIMAXを観られる映画館は?
今回比較した4館では、TOHOシネマズ新宿のSCREEN 10にIMAXレーザーがあります。
新宿でDolby Cinemaを観られる映画館は?
新宿バルト9です。シアター6がDolby Cinemaです。
新宿でScreenXを観られる映画館は?
109シネマズプレミアム新宿です。
座席を重視するならどこ?
どの作品でも一定以上の快適性を確保したいなら、全席プレミアムの109が分かりやすいです。
一方、「普段は普通席で、必要な日だけ良い席にしたい」なら、新宿ピカデリーやTOHOの上位席の方が使い分けやすいでしょう。
まとめ|新宿の映画館は「どう観たいか」で使い分ける
4館を比較すると、役割はかなりはっきりしています。
映画館そのものを楽しむ → 109シネマズプレミアム新宿
上映方式から選ぶ → TOHOシネマズ新宿
座席のグレードを選ぶ → 新宿ピカデリー
Dolby Cinemaで観る → 新宿バルト9
どれか1館だけを「新宿で一番」と決める必要はありません。
楽しみにしていた長編なら109。
IMAX向けの大作ならTOHO。
普段使いしながら今日は少し良い席にしたいならピカデリー。
Dolby Cinema対応作品ならバルト9。
作品と、その日の過ごし方によって映画館まで使い分ける。
新宿には、それができるだけの選択肢があります。
筆者自身、109シネマズプレミアム新宿を利用してから、「何を観るか」だけでなく「どこで、どう観るか」でも映画体験はかなり変わると感じました。
せっかく映画館まで足を運ぶなら、その作品とその日の目的に合った一館を選んでみてください。
新宿以外の映画館も比較したい方へ
新宿に限定せず、東京全体から映画館を選びたい方はこちらで比較しています。
▶ 東京でおすすめの映画館ランキングTOP10|デート・子連れ・コスパ別に比較
109シネマズプレミアム新宿が気になった方へ
料金、座席、ラウンジ、実際の利用の流れまで、筆者の体験を写真付きでまとめています。
次に観る映画を探している方へ
映画館は決まったけれど、「何を観よう?」と迷っている方はこちらもどうぞ。
▶ 【ネタバレなし】衝撃のラスト映画10選|どんでん返し・伏線回収がすごい名作
参考:各映画館の公式情報
※料金・サービス・上映設備は変更される場合があります。最新情報は各映画館の公式サイトをご確認ください。
