マツコ・デラックスの体癖は8種?|身体・外見から10種と比較して考察
マツコ・デラックスさんの体癖について、若い頃から現在までの外見・身体・動作を起点に改めて考察しました。
現時点では、主軸候補は8種体癖と考えます。ただし確度は「低~中」で、10種体癖を第二候補としてかなり強く残します。
以前の記事でも8種を中心に見ていましたが、「斜に構える」「弱い側に立つ」「毒舌だけれど優しい」といった内面的な特徴を重く見すぎていました。今回は、まず身体から候補を絞り、その後に言動を検証材料として使います。
体癖の基礎を先に知りたい方へ体癖とは何か、体型・感受性・雰囲気からの見方、1~10種の全体像、科学的根拠との関係は「体癖を知る」にまとめています。
体癖は医学的・心理学的な診断ではありません。本記事も、マツコ・デラックスさん本人を直接観察したものではなく、公開されている写真・映像・発言等から考える仮説です。
また、マツコさんは若い頃から非常に大柄で、衣装やメイクによって身体・顔の見え方も大きく変わります。そのため、「太っているから○種」「顔が大きいから○種」と一項目だけで判断しません。
- まず結論|主軸候補は8種、第二候補は10種
- 先行する鑑別はあるか|名越先生本人・弟子筋の明示的診断は確認できず
- 若い頃から身体を見る|「最近太ったから丸い人」ではない
- まず奇数系か偶数系か|身体だけなら偶数系を先に疑う
- 上下型1・2種を下げる|縦より「丸さ」が先に立つ
- 前後型5・6種も下げる|逆三角形でも柳腰でもない
- 左右型3・4種|3種の「丸さ」は一度残すが、4種は下げる
- ねじれ型7・8種|7種より8種の外形に近い
- 開閉型9・10種|9種は下げるが、10種は最後まで残る
- 身体一次鑑別|現時点では8種と10種が残る
- ここから感受性を見る|旧記事の「斜に構える=8種」は弱い
- 8種を検証する|長期継続は合うが、「本番の鈍さ」は反証になる
- 10種を検証する|「弱者に優しい」より、人へ広く注意が向くことを見る
- 8種と10種の比較|現時点では身体の丸さを優先して8種
- まとめ|8種は残るが、以前より10種との境界を重く見る
- 参考資料
まず結論|主軸候補は8種、第二候補は10種
| 主軸候補 | 8種体癖 |
|---|---|
| 確度 | 低~中 |
| 第二候補 | 10種体癖 |
| 奇数/偶数 | 現時点では偶数系寄りと見る |
| 身体面で8種を残す理由 | 若い頃から続く丸い身体、角張った力感よりも柔らかく重い外形、7種の「四角いねじれ」より8種の「丸いねじれ」に近い全体印象 |
| 10種を強く残す理由 | 大作りな身体・顔貌、外へ開いた存在感、人へ広く注意が向く振る舞い。ただし骨盤の開きを公開資料から確認できない |
| 最大の留保 | 8種の重要所見である下半身のねじれも、10種の重要所見である骨盤の開きも、衣装・体格の影響で十分確認できない |
| 複合の必要性 | 現時点では積極的に採らない。8種と10種のどちらが主軸かをまず保留付きで比較する |
旧記事のように、「あまのじゃくだから8種」「弱い人に優しいから8種」とは判定しません。
まず、外から確認できる特徴だけで10種を削っていきます。
先行する鑑別はあるか|名越先生本人・弟子筋の明示的診断は確認できず
最初に、名越先生本人がマツコ・デラックスさんを何種と見ているのかを確認しました。
あわせて、名越先生に師事して体癖講座を行っている方の公開記事も確認しました。
今回確認できた公開範囲では、名越先生本人や、その弟子筋がマツコさん本人を「○種」と明示した鑑別は確認できませんでした。
そのため、既存診断に合わせるのではなく、名越先生が示している「身体から除外し、全体の雰囲気・動き・感受性を重ねる」という手順で考えます。
若い頃から身体を見る|「最近太ったから丸い人」ではない
マツコさんの身体を見るうえで、まず重要なのは時系列です。
2002年刊行の本人著書『アタシがマツコ・デラックス!』は、書誌紹介の段階で「体重140キロ」と紹介されています。
また、2000年前後のテレビ出演映像や当時の写真を見ても、現在ほど完成されたテレビ上のスタイルになる前から、すでに身体は非常に大きく、輪郭には強い丸みがあります。
つまり、現在の外見だけを見て「加齢や芸能生活で大きくなった」と考えるのは適切ではありません。
20代後半の段階から、かなり大きく丸い身体が持続している。
これは、マツコさんの体癖を考えるうえで無視しにくい身体情報です。
まず奇数系か偶数系か|身体だけなら偶数系を先に疑う
次に、1・3・5・7・9種の奇数系か、2・4・6・8・10種の偶数系かを大きく見ます。
ここでも、テレビでの毒舌や瞬発力は一度横に置きます。
外見上のマツコさんは、角張った線、前へ突き出るスポーツマン的な張り、身体を中心へ締める緊張感より、丸さ、柔らかさ、重量感、大きく受けるようなシルエットが先に立ちます。
少なくとも身体の第一印象からは、奇数系を先に想定するより、偶数系を残す方が自然です。
もちろん、偶数系だから物静かとは限りません。マツコさんの大きな声や鋭い即応性は、後で反証として検討します。
上下型1・2種を下げる|縦より「丸さ」が先に立つ
1種・2種では、身体の上下方向、首、縦の線が重要な手掛かりになります。
しかし、マツコさんは若い頃から現在まで、縦へすっと伸びる身体より、胴体を含む全身の丸いボリュームが先に目に入ります。
2種の細い首・なで肩・枝のような細さとは大きく離れます。
1種についても、長く太い首や縦方向の「大木」のような印象を第一特徴とするより、別の軸を考えた方が自然です。
そのため、上下型は早い段階で主候補から下げます。
前後型5・6種も下げる|逆三角形でも柳腰でもない
5種は、前重心、厚い胸板、締まった腹部、長い手足、逆三角形のスポーツマン的な身体が典型です。
6種は反対に、かかと重心、猫背、薄い骨盤、細く長い脚、平たい尻などが手掛かりになります。
マツコさんは、どちらの典型像とも距離があります。
体重が大きいため重心そのものは慎重に見る必要がありますが、少なくとも、5種の逆三角形や6種の柳腰を主軸候補とする積極的理由は見当たりません。
左右型3・4種|3種の「丸さ」は一度残すが、4種は下げる
4種は、細身で背中がまっすぐ、脚も細く、声のハリも強くない身体が典型です。
これはマツコさんの長期的な身体とはかなり離れるため、4種は下げます。
一方、3種には丸みがあります。そのため、大柄で丸いマツコさんを身体だけで見れば、一度は3種も候補になります。
ただし、3種の丸みは、身体の左右への軽い傾きや、肩の高さの差、柔らかな軽さや艶感と合わせて見たいところです。
マツコさんの場合、公開資料から左右荷重を安定して確認できるわけではなく、全体の印象も「軽い丸さ」というより重量感を伴った丸さです。
また、奇数/偶数の大きな印象でも偶数側を先に疑うため、現時点では3種を主候補から下げます。
ねじれ型7・8種|7種より8種の外形に近い
7種・8種は、どちらもねじれ型です。
ただし身体の見え方には大きな違いがあります。
7種は「四角いねじれ」。上半身にねじれが出やすく、胴体は脂肪量とは別にしっかりしており、声も太く強い。
8種は「丸いねじれ」。身体全体に丸みが出やすく、3種の軽く艶のある丸さとは少し違う、重さを感じさせる丸みとして説明されます。
マツコさんは声が大きく強いため、その一点だけなら7種も考えられます。
しかし身体全体を見ると、角張った上半身の力感より、丸く大きな輪郭が圧倒的です。
そのため、ねじれ型を残すなら7種より8種を先に置きます。
ただし、8種の重要な手掛かりは「丸い」ことだけではありません。下半身側にねじれが出ることを確認したいところです。
マツコさんは長い衣装を着ることが多く、体格の影響も大きいため、公開映像から腰・脚・骨盤周辺のねじれを明確に判定するのは難しいです。
ここが8種説の最大の弱点です。
開閉型9・10種|9種は下げるが、10種は最後まで残る
9種・10種は骨盤の開閉を見る型です。
9種では、身体が中心へ縮む、小さく見える、締まるという方向が重要になります。
マツコさんの若い頃から現在までの身体は、この「縮む」方向とはかなり離れて見えます。
そのため9種は下げます。
一方、10種は簡単には落とせません。
10種では、骨盤が開く方向、大作りな身体と顔、外へ開いたような存在感が手掛かりになります。
マツコさんには、少なくとも小さく締まるより、大きく開いて見えるという外見上の特徴があります。
顔も身体も存在感が大きく、10種的な「大作り」と矛盾しません。
ただし、10種で最も見たいのは骨盤です。
正面・横・後ろから骨盤と尻の形を安定して比較できる資料が乏しく、衣装も身体の輪郭を覆います。そのため、10種の決め手である「開き」まで確認できたとは言えません。
身体一次鑑別|現時点では8種と10種が残る
| 体癖 | 身体から見たマツコさん | 一次判定 |
|---|---|---|
| 1種 | 縦方向より丸く大きな胴体が先に立つ | 下げる |
| 2種 | 細い首・なで肩・細身とは大きく離れる | 下げる |
| 3種 | 丸みは合うが、左右荷重と軽い艶感を決め手にできない | 比較候補から後退 |
| 4種 | 細身・直線的な背中・細い脚とは合いにくい | 下げる |
| 5種 | 逆三角形・スポーツマン型を主所見にできない | 下げる |
| 6種 | 猫背・薄い骨盤・柳腰という身体像とは離れる | 下げる |
| 7種 | 強い声は合うが、四角い上半身より丸さが強い | 下げる |
| 8種 | 長期的な丸み・重量感はよく合う。ただし下半身のねじれは未確認 | 主軸候補 |
| 9種 | 縮む・締まる・小さく見える方向が弱い | 下げる |
| 10種 | 大作り・開いた印象は合うが、骨盤の開きを確認できない | 第二候補 |
この段階まで、毒舌、優しさ、人生観といった内面はできるだけ使っていません。
身体だけで見ると、8種と10種が最後まで残ります。
ここから感受性を見る|旧記事の「斜に構える=8種」は弱い
身体で8種と10種まで絞ったところで、初めて言動を重ねます。
旧記事では、マツコさんの「あまのじゃく」「斜に構える」「強者の席に座りきらない」といった振る舞いを8種の大きな根拠にしていました。
しかし、これらは8種に固有の特徴とは言えません。
職業上のコメント術、編集者として身につけた視点、テレビ上の役割でも十分に説明できます。
したがって今回は、これらを主な鑑別材料から外します。
8種を検証する|長期継続は合うが、「本番の鈍さ」は反証になる
8種では、身体の鈍さ、我慢強さ、準備を重ね、時間を味方につける強さが重要になります。
マツコさんには、長期間同じ仕事を続ける面があります。
『5時に夢中!』には2005年から長く出演し、その後も複数の長寿番組で継続的に仕事をしています。
この「長く残る」部分は8種と矛盾しません。
しかし、8種説にはかなり大きな反証があります。
8種は、準備して積み上げる一方、予測不能な本番で瞬間的に対応することを得意としにくいと説明されます。
ところがマツコさんは、生放送の『5時に夢中!』へまだ全国的に知られていない時期から出演し、番組プロデューサーが初出演を「3打席連続ホームラン」にたとえるほど、最初から即興のコメント力を高く評価されています。
これは、典型的な8種像に対する無視できない反証です。
もちろん、体癖が8種なら生放送ができない、という意味ではありません。
ただ、「テレビで長く踏ん張っているから8種」と単純には言えないということです。
10種を検証する|「弱者に優しい」より、人へ広く注意が向くことを見る
10種についても、「優しいから10種」とは考えません。
注目したいのは、マツコさんの関心が長く「人」へ向いていることです。
編集者・書き手として活動していた時期から、人を観察し、その人の特徴を言葉にする仕事をしてきました。
テレビでも、スタジオで自分の意見だけを語る番組に限らず、一般の人と直接話し、相手の生活や背景へ入っていく企画を長く続けています。
『夜の巷を徘徊する』では、街を歩き、偶然出会った人へ声をかけ、その人の生活や仕事について話を聞くこと自体が番組の中心になっていました。
また、木村拓哉さんとの対談では、マツコさん自身が「気を使うタイプ」と語り、木村さんからも「人のことを見ている」と評されています。
これは10種の「人へ広く気が向く」方向とはよく合います。
ただし、ここにも職業技能という問題があります。
編集者、コラムニスト、タレントとして長く仕事をすれば、人を見る技術や、誰とでも会話する技術は当然磨かれます。
したがって、これだけで10種へ逆転させることもしません。
8種と10種の比較|現時点では身体の丸さを優先して8種
| 比較点 | 8種 | 10種 | マツコさん |
|---|---|---|---|
| 全身の外形 | 丸み・重量感 | 大作り・外へ開く | どちらにも合うが、丸さが特に強い |
| 決め手となる身体 | 下半身のねじれ | 骨盤の開き | どちらも十分確認できない |
| 奇数/偶数 | 偶数 | 偶数 | 偶数寄りに見える |
| 本番対応 | 準備型で瞬間対応は不得手になりやすい | 人・場へ広く反応する | 生放送・即興対応の強さは8種への反証 |
| 人への関心 | 耐えて支える方向もある | 広く人を受け入れ、人へ気が向く | 10種を強く残す材料 |
ここまで見ると、10種へ変更してもおかしくないところまで競っています。
それでも現時点で8種をわずかに上へ置くのは、まず身体から鑑別するという今回のルールを優先すると、若い頃から一貫する「丸い重量感」が最も直接的に確認できるからです。
一方、10種の決め手である骨盤の開きは確認できません。
ただし8種も下半身のねじれが十分取れていないため、両者の差は大きくありません。
したがって、今回は8種主軸候補・10種第二候補・確度は低~中とします。
まとめ|8種は残るが、以前より10種との境界を重く見る
マツコ・デラックスさんの体癖は、現時点では8種を主軸候補と考えます。
ただし、以前の記事とは理由が違います。
「毒舌だから」「斜に構えるから」「弱い人に優しいから」8種なのではありません。
若い頃から続く丸く大きな身体を起点に、奇数系より偶数系を先に疑い、上下・左右・前後・ねじれ・開閉の各型を消去していくと、8種と10種が最後まで残ります。
8種は身体の丸さと重量感が合う。
10種は大作りな存在感と、人へ広く注意が向く振る舞いが合う。
一方で、8種の下半身のねじれも、10種の骨盤の開きも、公開資料だけでは十分確認できません。
そのため、現段階では「8種がやや優位だが、10種もかなり近い」という結論にとどめます。
今後、若い頃を含む全身の歩行・立位映像などから骨盤と下半身の使い方をより明確に確認できれば、この順位は入れ替わる可能性があります。
参考資料
- 名越康文『名越式性格分類ゼミ公式テキスト Vol.1 体癖の基本』
- 名越康文『名越式性格分類ゼミ公式テキスト Vol.3 3種体癖』
- 名越康文『名越式性格分類ゼミ公式テキスト Vol.5 7種体癖』
- 名越康文『名越式性格分類ゼミ公式テキスト Vol.6 8種体癖』
- 名越康文『名越式性格分類ゼミ公式テキスト Vol.9 10種体癖』
- 名越康文『名越式性格分類ゼミ公式テキスト Vol.13 診断力を高める――著名人の体癖診断』
- 「体癖はじめの一歩」(名越康文先生の弟子による体癖講座・解説)
- 「10種体癖を診断する 特徴をわかりやすく解説!」(10種の身体・雰囲気の確認)
- 出版書誌データベース『アタシがマツコ・デラックス!』(2002年刊行時の体重140kg表記)
- 「ブレイク前のマツコ・デラックスのテレビ初出演シーン」(2000年前後の外見・話し方を確認する資料)
- ORICON NEWS 2010年7月の記者会見写真(ブレイク初期の外見確認)
- テレビ朝日『夜の巷を徘徊する』2015年4月2日放送(全身で街を歩く時期の確認)
- テレビ朝日『夜の巷を徘徊する』2024年特別編(近年の外見・歩行場面の確認)
- 東洋経済オンライン「『5時に夢中!』がぶち壊したテレビの常識」(初出演時からの即興対応に関する番組プロデューサー証言)
- TOKYO FM『木村拓哉 Flow』2018年11月(本人の「気を使う」発言、木村拓哉さんによる人物観察への言及)
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